バスケットボール漫画の金字塔・スラムダンク。中学校ではテニス部、高校時代は剣道部に所属していた私は、スポーツの種類こそ違いますが、この漫画から大事なときの“心の持ちよう”をいくつも教えてもらいました。
なかでも胸に響いた言葉のひとつが、主人公・桜木花道が所属する湘北高校バスケ部のキャプテンである赤木剛憲（愛称：ゴリ）のセリフです。
強敵・翔陽高校との試合中、ノーマークとなり自由に動ける状態だったにもかかわらず、練習を積んだはずのレイアップシュートを外した桜木に対し、冷静にこのひと言を放ちます。桜木のミスは、「見せ場がきた！」と調子に乗って力みすぎたゆえに生じたものでした。
「ピンチはチャンス」とはよく言ったものですが、逆にチャンスが訪れたタイミングこそ、舞い上がってスキが生まれてしまい、「チャンスをピンチに」してしまうことって、我々もしばしばありますよね。
少しの驕りが命取りになることを高校生ながら理解しており、的確に注意したゴリ、シビれます。ただ、私の推しは、どちらかというと調子に乗りやすい、ミッチーこと三井寿でしたが……（笑）。
仕事でも、プライペートでも、いい波がきているときこそ気を引き締めて、さらなる成功を掴んでいきたいです。（横）