突然ですが、「インドの山奥」という謎の歌をご存じですか?
小学生の時に謎に学校で流行っていました。
あれからうん十年経ったいまでも、ふとしたときに口ずさんでいる魔性の歌。私が覚えているのはこんな歌詞でした。
◇ ◇ ◇
インドの山奥
クジラの大群
うんこのかたまり
リンゴの食べ残し
しっこの湖
ミミズの焼きそば
ババアの鼻くそ
そら豆鼻づめ
めだかのフライ
イルカの沈没
積み木の落下
カラスの焼き鳥
リスのかば焼き
キツネの毛皮
ワニの燻製
インドの山奥(以下、延々ループ)
◇ ◇ ◇
実際は「いんどのやまおくーじらのたいぐんーこのかたまりー」としりとりのように歌い続けていきます。
しかしこうやって書いているだけでも、小学生が好きそうなお下品な言葉の羅列ですな(笑)
うんこドリルやおしりたんていやクレヨンしんちゃんのケツだけ星人とノリは一緒というか。
で、そもそも「インドの山奥」ってなんだったんだろうと、インターネットが発達してコトバスケットも執筆しているいま、改めて調べてみました。
実は「インドの山奥」、1972年~1973年に放送された子供向け特撮テレビ番組「愛の戦士レインボーマン」の主題歌「行けレインボーマン」の替え歌で、当時から全国の小学生の間で爆発的に流行り、90年代に入ってもなお歌い継がれていた、スーパーロングヒット替え歌なんだそうです(「世界の民謡・童謡」「マグミクス」より)
し、知らなかった~~!!
口伝えで広まって、全国各地で違うバージョンも多数存在している模様。
あなたの街の「インドの山奥」もぜひ教えてほしいです。この現象は本当に全国区なのか、それとも局地的なのか?どの歌詞勢力が強いのか?どの年代まで通じるのか?など興味は尽きません。
ちなみに私は平成元年に「友達100人できるかな」と胸ふくらませ、ピカピカの一年生になったハマっ子です。
それにしてもこうした替え歌や童謡、校歌、流行歌から一発ギャグまで、小さい頃に覚えたものは大人になってもするする出てくるのはなんなんでしょう。
あの時の吸収力と記憶力よ、カムバーーック!(福)