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世界中に無限に広がる言葉たちの中から、珠玉のひと言をフムニュー編集部員が厳選し、バスケットに詰め込みました。日々を頑張るみなさんへ、一日一言、心を込めてお届けするフム!

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歯亡舌存

あまり有名でない四字熟語の意味を調べてみるシリーズ。「歯亡び舌存す(はほろびしたそんす)」と読む四字熟語で、柔らかくしなやかなものは、強く硬いものよりも長く存続するという意味です。年老いて歯が抜けてなくなることはあっても、舌は残り続けること...

いくら稼ぐかではなく、何に使うかである。

8月に入り溶けるように暑いです。コロナ感染者の数も増えていますが、今回政府は、行動制限をしない方針のようです。 ここ数年、コロナに翻弄され続けています。昨年の東京五輪もそうでした。あれから約1年、五輪をめぐるお金の流れに疑惑が生じています。...

「負けたくないことに理由って要る?」

昔っから、負けず嫌いでした。極端に言えば、模試も運動会も、1位以外はビリと同じって考えていた時期もあるくらい。50点満点のテストで49点でも、一日中、悔しがっていたこともありました(なお、負けず嫌いの発動は、そこそこ得意な、もしくは、わりと...

葉月満月まだ消えやらぬいくさうた

明治44年生まれの祖母が遺した俳句をご紹介します。 祖母は結婚後間もなく、日本が軍国主義に突き進んでいく時代に巻き込まれ、流転の日々を家族と過ごしました。旧満州(現在の中国東北部)のアムール川のほとりで、対岸のシベリアに駐留するソ連兵の軍歌...

夢のように平和な景色があったものだ。 

広島・長崎への原爆投下から77年。終戦の日間近の本日紹介するのは、原民喜による『夏の花』(1947年)の一節です。この作品は作者自身の郷里・広島での被爆体験をもとに、二度と原爆の使用を許してはならないという願いを込めて、原爆地獄のありのまま...

死んだ心をどうするんだ。忘れたふりして覚えてんだろ

1996年に活動を開始し、今や日本のロックバンドの代表的存在になったBUMP OF CHIKEN『オンリー ロンリー グローリー』は8枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。 この歌詞の後にはこのように続きます。『突き放しても捨ててみて...

前進をしない人は、後退をしているのだ

ドイツの詩人(小説家)であるゲーテのこの言葉。実は私は、誰か起源となっての言葉なのか、最近まで知りませんでした。もしかすると、その後もゲーテの格言を知らない人が、同様の考えに至り、この言葉を発していたのかもしれません。 私はこの言葉に何度も...

「パワー」

つい先日、“ティーンが選ぶ'22年上半期トレンドランキング”というアンケート調査5位にランクインしたなかやまきんに君の、お馴染みのこの言葉。Twitterの投稿時においても、この「パワー」という言葉が締めの言葉として添えられています。「パワ...

「頑張ってるよ、毎日」

つらい時や、うまくいかない時、4年前に亡くなった父のことを思い出します。 私の父は電気系の技術者で、夜勤もあり、小さい頃は夜遅くに仕事へ出かけていく父の姿を見送った記憶があります。休みの日は仕事の疲れを微塵も出さずに、父は私が疲れ果てるまで...

長い爪に塗った真っ赤なネイルが折れないよう、ボールペンを使ってレジを売っているのを目撃した。自由だ、と胸が高鳴った。

作家のサンドラ・へフェリンさんにインタビューした記事『「多様性とは、他国の慣習をすべて認めることではない」ドイツと日本にルーツを持つ作家が思い描く“真の共生”』の導入で、亀山早苗さんが書いている。 よく話題になる「校則」。「教育」という名の...