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世界中に無限に広がる言葉たちの中から、珠玉のひと言をフムニュー編集部員が厳選し、バスケットに詰め込みました。日々を頑張るみなさんへ、一日一言、心を込めてお届けするフム!

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愛してる

“感動する言葉”を売っているお店があるとする。人に贈って喜ばれるような名言は、知る人ぞ知る老舗の銘菓とか新進気鋭のパティシエが手がけるスイーツみたいなものかもしれない。“美味しい言葉”と言い換えてもいい。贈る側もセンスが問われるから、言葉選...

人づきあいなんてヘタでもいい

39歳で『女が家を買うとき』(文藝春秋)でデビューしてから70代の現在まで、30年以上にわたって「シングル女性の生き方」をテーマに執筆や講演活動を行っているノンフィクション作家の松原惇子さん。 ひとりで生きることの迷いや葛藤を吐露しながらも...

ストレスは発散するものではなく忘れるもの

タモリによると、ストレスはどんどん溜まるから発散なんかできない。だったら忘れてしまうしかないでしょ、ということ。 振り返ってみると、ストレス発散で酒を飲む、爆買いをする、美味しいものをたらふく食べる……確かにその瞬間は発散した気がしますが、...

100本止めたとしても1点取られたら、その1点ばかりクローズアップされることが多いが、キーパーがいないと試合はできない

自国開催の98年長野オリンピック以降、男子は五輪から遠ざかっているが、女子は北京五輪で3大会連続出場となりメダル獲得も夢ではない。 氷上の格闘技といわれるほど激しい競技で、愛称“スマイルジャパン”のゴールを守るのが藤本那菜選手。五輪出場は3...

よく頑張ったね。リスペクトしているよ

4年前の平昌冬季オリンピックの名場面といえば、ひとつはスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手が滑り終えたあとにみせたジェスチャーだろう。 14組で滑走した小平は36秒94の五輪レコード。沸き立つ観客席に向け、口元...

呑んだら死ぬ。呑まなくても死ぬ

下町のオヤジを地でいく酒豪タレントの座右の銘。 酒場にまつわる著書が多く、人情味あふれるキャラクターは老若男女に親しまれている。 酒飲みだから、どうしたって酒は毎日飲みたい。でも飲みすぎは健康に悪い。そんな苦渋の選択をあっさり解決する人生訓...

われわれは一人でいるとき、何者なのだろうか。一人になると、存在しなくなる人もいる。

エリック・ホッファー(1902〜1983)はアメリカの社会哲学者。港湾労働者として働きながら著作活動や大学で政治学を教えたりしていた。つねに社会の底辺に身を置いて働き、読書と思索を続けた『沖仲仕の哲学者』として知られる。 彼の著書『魂の錬金...

ウィスキーを水でわるように 言葉を意味でわるわけにはいかない

先日書いたリリー・フランキーの〈理想の暮らしは、言葉のない暮らしだ。〉からの連想で、『言葉のない世界』という田村隆一の詩集を思い出した。戦後最高の詩人と言われた田村隆一の名詩集『言葉のない世界』(1962年、昭森社/高村光太郎賞)が新装復刊...

理想の暮らしは、言葉のない暮らしだ

前回と同じく本棚から古い本を漁ってネタ探しをした。『増量・誰も知らない名言集』(リリー・フランキー/幻冬舎文庫、2001年)。おお、これはネタの宝庫じゃないのか! と思ってパラパラとめくったが……。そうだった。すっかり忘れていたが、ダメなん...

置かれた場所で咲けないときは 逃げてもいいよ咲けるところへ

数年前からでしょうか、SNSでお寺の掲示板に書かれた言葉を撮った写真投稿がバズっているのをよく見かけるようになりました。掲示板を使った布教は「掲示伝道」と呼ばれ、100年以上の歴史があるのだそうですが、最近ではユーモアをまじえた柔らかい言葉...