すべてのジャンルで入門編はありえない
2014年に放送されたトークバラエティ番組『ヨルタモリ』で、共演の宮沢りえがタモリに「ジャズの入門編ってありますか？」と聞いたときの回答。ジャズだけでなくウイスキーにも入門編はないと答えますが、その心は……？「経済的に許すなら、若いうちにな...
世界中に無限に広がる言葉たちの中から、珠玉のひと言をフムニュー編集部員が厳選し、バスケットに詰め込みました。日々を頑張るみなさんへ、一日一言、心を込めてお届けするフム！
下足番を命じられたら日本一の下足番になってみろ。そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ
どんな仕事でも一生懸命やれば必ず、道は開ける！ そんな意味ではないかと思います。 何をなすにしても、下積みの期間はあるでしょう。また、意にそぐわない境遇に立たされることもあります。実は、そんな時こそ真価が発揮できるチャンス。気に食わないから...
才能があるからやるのではなく、才能がないからやる、という選択肢があってもいいじゃないか
今では俳優・ミュージシャンとして大人気の星野源ですが、駆け出しだった20代は悩みの中にいたというのは有名な話です。 演技、音楽以外にも「文章を書きたい」という憧れがあったものの、周囲の人からは「星野くんに文章の才能はないと思うよ」と言われ続...
楽を求めたら、苦しみしか待っていない
短くてシンプルですが、胸に刺さる言葉ではないですか？ 人は弱いもので、つい楽なほうになびきます。しかし、その先にあるのは結局苦しみやつらいことなのでしょう。野村さんはプロ野球選手としてまた監督として、ご自身の経験に裏打ちされたような名言が多...
自分の価値を決められるのは自分だけだと気づいた時。
SNSで他人のキラキラした姿と自分とを、つい比較してしまう。自分のSNSの「いいね」の少なさに凹んでしまう。こんな私に価値はないんじゃないか……そんな“ウジウジモード”に入ってしまうときに思い出したいのが、この言葉です。《自分の価値はどうい...
言いたいことは言う、その時は心を込めて言う。
人が集団で何かをしようとすると「揉めごと」はつきモノ。仕事だろうが、PTAの集まりだろうが、趣味の集いでさえトラブルは発生するものです。 以前、週刊誌の仕事をしていたころは毎週のように編集部内外で揉めごとやクレームの対応をしておりました。そ...
大切なのは、自分のしたいことを自分で知っていることだよ
ムーミン谷に暮らす、自由な旅人スナフキン。 彼はときどき、ムーミン相手に哲学的な言葉を発します。私は子どものころにこのアニメを見ていましたが、スナフキンの言葉は当時の私には、まったく響きませんでした。難しかったのではないかと思います。 さて...
やってみせ言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ
先の大戦で連合艦隊の司令長官を歴任した山本五十六さんの有名な言葉。 部下を育てる際の上司の心構えを説いています。戦争という極限状態の下、上意下達が絶対の軍部でも、こういう心構えでないと部下は育たなかったのでしょうか。 いま思えば、私が入社し...
子どもは誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかである
芸術家というとある種、浮世離れした「自由人」という印象を持つ人もいるのではないでしょうか？ 私もそのひとり。そういう意味では、子どもって発想が突飛で「自由人」とも言えます。成長するにつけ「常識」を身につけて、社会に順応していくというのが一...
吾ただ足るを知る「吾唯足知」
庭園などで手を洗うところにある手水鉢のことを「つくばい」と呼ぶそうです。 この言葉は、京都・龍安寺の茶室の前にあるつくばいに刻まれています。「われ ただ たるをしる」と読みます。龍安寺は石庭が有名ですが、このつくばいも有名で、つくばい目当て...