
東日本大震災や介護、新興宗教、障がい者への差別……映画『波紋』出演の光石研が社会問題を描く作品に出る理由
子どもへの愛にあふれた優しい父親から迫力ある組織の幹部まで、長いキャリアの中で幅広い役柄を演じ、今や「名バイプレイヤー」としてドラマや映画に欠かせない俳優の光石研さん。そんな光石さんが出演する映画『波紋』が、5月26日から公開されます。ある一家を通して、現代社会の闇や女性の不安、苦労を淡々と描いた本作。光石さんが演じたのは、ある日突然失踪し、11年後にひょっこり妻の元に帰ってきた須藤修。演じた役や作品についてはもちろん、本作で監督と脚本を務める荻上直子さんや妻を演じた筒井真理子さんとのエピソード、社会派の作品に出演する際の俳優としての思いなどをお話しいただきました。