父親の死に直面し30歳でOLから漫画家に転向、水谷緑さんが描く「人のこころ」と「精神医療」
精神科やこころのケアを題材にした作品を数多く発表している、漫画家の水谷緑さん。現在は小学館の漫画誌『月刊!スピリッツ』で『こころのナース夜野さん』を連載しています。26歳で父親を亡くし、30歳で漫画家デビュー、32歳で初期乳がんの診断を受け手術──水谷さんは、医療者が病を患った人に対して行うこころのケアを、第三者である漫画家としてだけではなく、当事者や当事者の家族としても見つめてきました。そんな水谷さんに、精神科に興味をもったきっかけや人生のターニングポイントを伺いました。