東急東横線の急行はなぜ、乗換駅でもなくキャンパスもない「学芸大学」に停まるのか。停車駅の意外な沿線史 渋谷と横浜を結ぶ東急電鉄の動脈、東横線。今では渋谷から東京メトロを経て東武・西武に直通し、来年3月の東急新横浜線開業で相鉄への直通も始まる。だが、東横線の急行電車は乗換駅でもない停車駅があったり、現在の通過駅にも昔は停まっていたことも。こんな謎を解明すべくリサーチを進めると、沿線の隠れた歴史が浮き彫りになってきた。 2022.11.10 07.00
渋谷で子育て中の人とまちの人をゆるやかにつなぐ。産後の壮絶な体験を乗り越えた大和桂子さんが目指す社会とは 東京・渋谷の真ん中にある、子育て支援の拠点施設「渋谷区子育てネウボラ」。施設内にある子育て支援センター「coしぶや」には、子どもたちが自由に遊べるひろばや誰でも使えるカフェなどが常設されていて、元気な子どもたちの声が響きます。主に、子育てをする人たちをさまざまな面でサポートするこの施設で“コミュニティコーディネーター”として働く大和桂子さんは、ちょっと変わった経歴の持ち主。今まで保育の現場にいたわけではない彼女が、渋谷の真ん中で“ちょっと派手に”そして“ポップに”子育てをする人たちが抱える問題を発信し、親御さんたちの悩みに寄り添っている……。そこにはどんなストーリーがあったのか、ご本人に伺ってみました。 2022.11.04 20.00
創業6年目の変革──“対話”という武器を手に携え「ひとり出版社」から、チームみんなの「センジュ出版」へ 2020年のコロナによる危機を乗り越えた後も、さらなる成長を続けるセンジュ出版。その背景には、改めてスタッフと取り組んだブランディング(自社の強みの言語化)がありました。どんなきっかけで、どのような強みを導き出したのか。そして、センジュ出版はどのような変化を遂げたのか。前編に引き続き、センジュ出版の代表吉満明子さんに伺いました。 2022.11.04 19.00
等身大の自分で人々のありのままの心に触れてきた、センジュ出版・吉満明子さん──北千住で見つけた「ひとり出版社」という居場所 2015年、東京・北千住の下町のにぎやかな商店街を通り抜けた場所に、“しずけさとユーモア”を掲げ、ひとり出版社の「センジュ出版」を立ち上げた吉満明子さん。今や、本の出版だけでなく、文章の講座塾である『文章てらこや』を開いたり、コミュニティースペース「空中階」を運営したりしている、非常にユニークな出版社です。なぜひとり出版社を立ち上げたのか。やりがいや、つらかったエピソードなどを前編と後編に分けてお届けします。 2022.11.02 20.00
ヒットメーカー編集者・篠原一朗さん──“逃げた”先で、見つけたもの。まだ誰も歩いたことのない道を開拓して 新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していった2020年7月7日、小さな出版社が誕生しました。その名は「水鈴社(すいりんしゃ)」。代表の篠原一朗さんが、会社唯一の編集者でもあります。篠原さんは、出版業界でいま注目されている編集者の一人で、数々のヒット作を世に送り出しています。本との出会いやこれまでのこと。現在新たに取り組んでいるYOASOBIチームとのプロジェクトなど、余すことなくお話を伺いました。 2022.11.02 19.00
「危機を未然に防ぐためにあなたは何をしますか?」敏腕ボディーガードが説く、被害に遭わないための心構え 敏腕ボディーガードの小山内秀友さん(国際警護会社CCTT代表/国際ボディーガード協会 副長官兼アジア地域統括責任者)は安倍元首相銃撃事件について「そもそも警護の基礎がなっていなかった」と指摘。世界中で警護訓練・経験を積んできたプロが説く、私たちが危機を未然に防ぐための心構えとは?(全2回の後編) 2022.10.30 18.00
「安倍元首相をなぜあの場で街頭演説させたのか?」敏腕ボディーガードが今も悔やむ要人警護の問題点とは? スーツを粋に着こなし、物腰も柔らかな小山内秀友さん(国際警護会社CCTT代表/国際ボディーガード協会 副長官兼アジア地域統括責任者)。それでも、服の上からでもはっきりとわかる胸板はがっしりと厚く、眼力も半端なく鋭い。世界中で警護の現場を踏んできた敏腕ボディーガードが、あの銃撃事件の根本的な問題点をあらためて指摘する。 2022.10.29 18.00
ルールを守ってもらいたいときに使える! スピード違反を減らした「まさに、逆転の発想のアイデア」とは? 「ここでは〇〇をしないでください!」とお願いをしたり、反対に「ここでは〇〇してください」と依頼したりすること、ありますよね。そんなとき、単にお願いするだけでみんなが言うことを聞いてくれれば、何も問題はありません。でも、なかなかそうはうまくいきませんよね。必ずといっていいほど、お願いを守ってくれない人がいるものです。そんなとき、ヘタに強くお願いすると、相手は余計に意地になってしまったり、逆ギレされたりすることもあるかもしれません。今回は、あるアイデアによって「スピード違反する人」を激減させた、“逆転の発想”についての話です。 2022.10.20 15.00
上皇后美智子さま「米寿」で振り返る、私たちの心に響く10のお言葉。あの流行語から意外な“ネガティブ発言”まで 2022年10月20日、88歳の誕生日を迎えた上皇后美智子さま。上皇陛下とのご結婚から今日に至るまで、さまざまな場面で印象的なお言葉を述べてこられました。弱い立場の人々に寄り添うお気持ちやご家族への愛と信頼、平和と未来への祈り、ご自身の人生観など──ときにユーモアも交えての表現は、深い思慮と豊かな感性にあふれ、私たちの心に響くものばかりです。そんな美智子さまの「米寿」を記念して、皇太子妃時代からの貴重な写真とともに編集部が選んだ珠玉の“名言”をご紹介します。 2022.10.20 14.00
“エシカルファッション”をご存じですか? 古着しか着ない21歳の環境活動家が説く「今日の服から考える環境問題」 スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(19)が2022年9月、ウクライナ戦争と電力価格の高騰を受け、「危機意識が欠けている。環境危機を遠い未来の脅威と扱い、今ここにいる人々には何ら影響がないものとしているが、実際は非常に大きな影響を与えている」などと提言したことをきっかけに、世界中の若者のあいだで、環境問題への関心が高まっている。イギリスの環境活動家兼アーティストのトルメイア・グレゴリーさん(22)も、その1人。自身の活動や生き方について、時事YouTuberで笑下村塾代表のたかまつななが、現地で話を聞きました。 2022.10.11 17.00