阿部サダヲとHYDE、正反対の2人がともに7位に
5位は「キング・オブ・塩顔」の大沢たかお(51歳)。沖さんは、「塩顔が好きな人は必ず大沢さんのことを好きですよね。大沢さんの魅力は顔や佇まいだけじゃなく、映画『キングダム』の役作りで15キロ増の肉体改造をしたりかなりストイック。現状に甘んじず、常に新しい挑戦をしていく姿がカッコいい」と分析する。
「見た目は控えめな感じだけど、秘めた魅力がたくさんある」(45歳・専業主婦)。『アナザヘヴン』や『JIN-仁-』など、役によって表情が変わるカメレオン俳優としても、みんなが惹かれるのでございます!
同点5位の上川隆也(54歳)は、演技派でありながら、バラエティー番組に挑戦したり、気さくな性格が人気。
「ダンディーな雰囲気に鍛えた身体と物腰の柔らかさが好き」(44歳・専業主婦)
「上川さんが出る作品は間違いがないという安心感があります。そしてバラエティーで見せる素の顔にギャップを感じるんでしょうね」(沖さん)
7位以降はイケオジのデッドヒートが繰り広げられ、それぞれの魅力に票が割れた。まず、7位は阿部サダヲ(49歳)とミュージシャンのHYDE(50歳)で、まったく対照的なふたりが同時にランクイン。
「阿部サダヲさんは、年齢を重ねても老けない、美男子というより童顔なところがミソ。そして役と違ってシャイなところも魅力ですよね」(沖さん)
「一緒に散歩がしたい」(59歳・専業主婦)という声も多く、癒し系イケオジ?
イケオジを通り越して、美魔男なのがHYDE。
「とにかくきれいでカッコいい。声もしびれるし仕草がセクシー」(36歳・パート)、「いつまでたっても変わらない美しさ」(37歳・パート)と、もうメロメロ~。
「女性ばかりか男性もHYDEさんに憧れてる人は多いんです。ルックスだけじゃなくて、音楽性とかミュージシャンとしての生き方にブレがない。男が認める男は間違いない!」(沖さん)
及川光博はまだまだ現役の王子様
9位はさらに、イケオジが大渋滞(!)。まずは、シリアスからコメディーまで難なく演じ分ける阿部寛(55歳)。「美しい顔はもちろん、職人気質の役者さんですよね。『結婚できない男』のように、残念な部分を出しても嫌味にならない。クスッと笑えるお茶目さが同居しているところも人気」(沖さん)
阿部寛と同じくモデル出身の井浦新(45歳)にも、羨望の眼差しが。内面がしみ出てくる味わい深さがあるようで、「簡単に心を明かさないミステリアスな雰囲気と、その裏に隠された悲しみや弱さのある演技がいい」(39歳・公務員)。うん、うん、わかる~っ! 沖さんも「『なつぞら』もよかったけど、『コントレール』で見せた陰のあるわけあり男子がハマり役でした。何を考えてるかわからない役と井浦さん本人を重ねて見ちゃうのかも」と共感。
内野聖陽(51歳)は『きのう何食べた?』の乙女心全開のケンジ役を熱演し、新たな扉を開いた。
「男臭い役者さんがゲイの役を演じたのは衝撃的でした。やっぱりイケオジは、ギャップなんですよね。内野さんも阿部寛さんと同じく職人気質で、出演する作品は間違いなくおもしろい」(沖さん)
ミッチーこと及川光博は50歳になっても現役の王子様! 「王子様! ミッチー! というイメージが全然痛くない。お芝居も振る舞いもしゃべり方もお顔も歌も好き」(22歳・学生)、「ユーモアがあり、まじめで努力家」(54歳・パート)
「50歳で王子キャラを通してるのはある意味、ブレてなくてカッコいいし、どんな衣装も着こなせるスタイルが抜群」と、沖さんも太鼓判をドンっ!
現在、『トップナイフ』に出演中の椎名桔平(55歳)も9位入賞。「セクシーで大人な魅力」(47歳・会社員)、「何事にも一生懸命で、これまでの経験が内面からにじみ出ている」(50歳・会社役員)という意見も。イケオジともなれば経験や生きざまが顔に出るんですね。「椎名さんはデビューのころから人気。ずっと安定してイケメンだなって思います」(沖さん)
そして男気路線をひた走っている反町隆史(46歳)は、「年を重ねるごとに魅力が増してると思いませんか? 『相棒』を見てもめちゃくちゃ素敵なイケオジになったと思いますし。竹野内さんもだけど、『ビーチボーイズ』から変わらないカッコよさをキープしてます」(沖さん)
そしてラストを飾るのが、『おっさんずラブ』ではるたん大好き上司を熱演した吉田鋼太郎(61歳)。「シリアスからコメディーまでこなせる演技力と、ダンディーな見た目も好きです!」(43歳・専業主婦)とラブコール♪
「藤原竜也さんや小栗旬さんと仲がよくて、若い役者さんたちと同じ目線になれる気さくさも素敵。後輩に慕われるのもイケオジの条件なんだと思います」(沖さん)