気遣いに欠ける言葉を使いがち【夫編】
長年一緒にいるんだから察してよ、と曖昧な表現になったり、配慮に欠ける言葉を選びやすいので注意。
【NG】「仕事はうまくいってるの?」
【OK】「最近、仕事どう?」
【OK】「最近、仕事どう?」
・言われた側は尋問されたような気分に
軽い気持ちで聞きがちだが、実はデリカシーに欠ける言葉。うまくいっているのかいないのか、という質問となり、相手は「うまくいっている」という答えを求められていると感じやすい。「どう?」と聞けば、ニュアンスもやわらかく、イヤなことも含めて話題を選択できるので、会話も広がりやすい。
【NG】「○○よりましじゃない」
【OK】「(あなたは)頑張っているよね」
【OK】「(あなたは)頑張っているよね」
・励まそうとして言ったのが逆効果に
例えば、希望の部署に行けず、仕事がつまらないとグチる夫に対して、「辞めさせられるよりましじゃない」なんて言えば、気分を逆なでしかねない。何かと比較するのではなく、「頑張っているね」と自分の感想や思いを伝えたり、「早く希望が叶うといいね」などと相手が求めることを言うのがベスト。
【NG】「少しくらい手伝ってよ」
【OK】「休日はお風呂掃除、お願いできる?」
【OK】「休日はお風呂掃除、お願いできる?」
・いつ、何をしてほしいのかをはっきりと
料理に掃除と休む間もなく動いている妻のかたわらで、ソファに座ったままくつろぐ夫。つい「手伝ってよ」と言ってしまいがちだが、言われた側は何をしたらいいかわからないもの。「見てればわかるでしょ、察してよ」と言いたくなるが、わからないのが夫というもの。いつ何をしてほしいのか具体的に伝えて。