終わりにむかうストーリーに思わず涙

──そして、いよいよ最終回が近づいています。

前田 中学生から演じて、僕は今年23歳ですが、三生はいま24歳なので、いつの間にか年上になって感慨深い。

高田 みんな成長したよね。悠人もいつの間にか車に乗れるようになったし。

前田 三生は音楽の道に進もうとするけど、ギターを始めてFというコードが弾けず挫折したり、全然ダメで。でも、地元に戻ってあれだけ拒んでいた実家のお寺の副住職になり、町の人に慕われているのも、幼なじみだったり町の人が、その殻を破ってくれたんだと思います。いろんな経験を積んで、これからももっと成長していくんだろうな。

高田 悠人は最初から地元愛が強い人間だという思いで演じてきたんです。それが大学を卒業し、地元に戻り市役所に勤めることができた。さっき髪型が変わらないという話をしましたが、地元愛を貫いたりと、ひとつのことを探求できるのが共感できるし、好きなところなんです。これからも市役所に勤めて、地域に貢献し成長していくんだろうなと思います。

前田 それにしても、最初のころは終わりが見えないと思ってたけど、気づいたら1年って早かったよね。

高田 本当にそう。最終週の台本もらったときは、寂しくなったんです。最後のページ見たら、いつもは“つづく”なんだけど“おわり”ってなってて。

前田 その前の第22週くらいから、涙なしでは読めないんです。あれだけいろんな出来事が起きていたのに、話がまとまりだしているんですよ(笑)。

高田 そう、話がバタバタと閉じだして、終わりに向かってる感じがして。

前田 そして、放送はまだあるんですが、撮影が終わってしまって……。もう勝手に“モネロス”してます(笑)。

高田 ホント、すでにロス状態です(笑)。

前田 でも、僕たち自身がすごくファンになれたし、そういう作品に出合えたのは幸せだなって思ってます。

2人 最後までぜひ楽しんでください!

前田航基

〈僕の気仙沼の思い出・前田航基〉

 海も山もキレイですしロケに行くと心が美しくなる感覚があります。撮影の終わりに夕日を眺めたりすると“ああよかった~。いい1日だった”って励まされる感覚になるんです。それは都会の夕日ではなかなか味わえない経験。自然の素晴らしさを改めて実感した場所でした。

高田彪我

〈僕の気仙沼の思い出・高田彪我〉

 ロケの終わりに近場でマグロ丼を食べにいったのですが、お店の人とかみなさんすごく温かくて歓迎してくれるんです。あと、三生くんとスーちゃん(恒松祐里)と一緒に気仙沼の大島にある田中浜までサイクリングに行ったり。途中で『おかえりモネ』っていう垂れ幕を見つけたりして、“気仙沼サイコー!”って思いました(笑)。