基本の作り方
(1)好きな草花を選ぶ
7~8株で作るなら、花3種類、葉&木3~4種類で選ぶのがオススメ。すべて花にしないで高さのある枝もの、つる性のリーフ類を入れるのがポイント。
(2)草花の配置を決める
鉢に植えたときの配置をざっくりと決めておく。背の高い枝ものは後ろに、つる性のリーフ類は手前やサイドに散らして表情を出す。
(3)鉢底に網を置く
虫の侵入を防ぐために、鉢底の穴の大きさに合わせて網をカットして入れる。鉢底石をネットに入れるなら網はなくても。
(4)鉢底石をネットに入れて置く
鉢底石は底が見えなくなる程度の量を入れる。そのまま鉢底石を入れてもOKだが、排水口ネットに入れると再利用しやすくなる。排水口ネットは100均のものでOK。不織布、ストッキングタイプは水切れが悪くなるのでNG。鉢底石を入れたら、固結びでしっかり口を縛る。
(5)土を入れる
草花用培養土を鉢に入れる。苗を置いてみて、縁から2~3cmの余裕ができる高さならOK。
(6)苗を入れる
決めた配置どおりに苗を入れていく。そのままでは入りきらないので、土を落としてから入れる。苗の土を落とすときは、中心部の土を落とす。周囲の土には根が張っているのでそのままに。ハツユキカズラは1つのポットに、2~3株入っているので、株分けをして分散させる。
(7)すき間に土を入れる(重要!!)
苗と苗のすき間に土を入れる。しっかり土を入れないと根が伸びないので、すき間を作らずまんべんなく! 土入れ用のスコップがあると便利。
ポイントは、周囲だけでなく、中心にもすき間があるので、見落とさないように! すき間に土を入れた後、指で押すと、再びすき間ができるので土を足す。
■完成
「日なたに置けばハツユキカズラがピンクに色づき、変化が楽しめる鉢植えです。僕は自然に生えているような雰囲気が好きなので、ハツユキカズラを絡めたのがポイント。ジニアは冬には枯れますが、ほかの植物の根が張って、秋から冬にかけてツーシーズン楽しめます」