次々と起こる怪奇現象

 午前2時半過ぎ。松原さんが美容師から譲り受けた髪が伸びるカット人形・通称『のびこさん』をお披露目。のびこさんの髪は最初、耳の下程度の長さだったというが今はすっかりセミロングに。

 松原さんはのびこさんと幽霊屋敷の人形とを対面させるのだが動画の調子は悪いまま。

 特に玄関の階段付近に置かれたマネキンを映すときは接続がおかしくなった。

実はあのマネキンが屋敷に来てから霊現象が増えだしたんです」(桐木さん)

 なんとマネキンは動くことがあるという。この日も左目が最初の時よりも左に寄っている気がしたのだが……。

自殺した所有者が名前をつけ愛情を持ち接していたというマネキン。のびこさんと対面

 滞在中、家鳴りとは違う「ピシッ」という音や小動物とも違うカリカリとひっかくような音が聞こえていた。

 午前3時過ぎ。食器棚の上の天井からカリカリ、トントン……と軽い足音が聞こえた。

 暖房をつけているはずなのに部屋の温度はどんどん下がっていき、冷気を感じる。

「暗闇チャレンジ、やってみましょうか」

 松原さんが提案したのは午前3時半手前。暗闇チャレンジとは電気をすべて消した状況で過ごす。このとき、霊現象がいちばん多いという。

 暗闇の中で怖い話を披露し、桐木さんがオチを話そうとしたのと同時に、カチャン──、

 謎の物音に、大の大人4人は悲鳴を上げ、パニックで笑い出した。怖いとき人は1か所にかたまり、笑うしかないのだということがよくわかった。

「桐木さん、めっちゃ震えてましたよ」(松原さん)

 数分後、今度は仏壇のほうから「パーン」と何かが落ちる音がした……。

「一気にテンションが上がりましたね」(松原さん)

 4時になり、電気をつけ、周囲を見回してみるのだが特に変わった様子はない。一体何が落ちた音なのだろうか。

仏壇の中にはなぜか大量の髪の毛があった。室内のいたるところに髪の毛が落ちていた

 その後、何が起きるかわからないが、上ることは自己責任とされていた2階を見ることに。カメラマンが階段から室内を撮影すると2体の日本人形、それに外国の木彫りの人形、何枚かのDVDがあった。足音の正体もどこかにいるのだろうか……。