ホテル『フォーシーズンズ丸の内東京』にて、真也さんが撮影した恵さん。美しい……! 写真提供:友永真也

恋人から家族になったことで起こった変化

 まっすぐな“おめぐ愛”を貫いた真也さんと、それに応えるように惹かれあった恵さん。『バチェラー・ジャパン』での旅の思い出も話してくれた。

真也「グループで乗馬デートをする回があったんですね。乗馬の練習もめっちゃして、思い入れのある回やったんです。だから、このデートには、ほんまに好きな人を誘おうと思っていて。それでもし、その人とカップルになれたら渡そうと、馬の絵が描かれているエルメスのカードケースを事前に色違いで買っていました。もちろん、おめぐにはこのデートに参加してもらいましたよ」

「まだ出会う前、しかも、バチェラーの撮影前に買ったものらしいです」

真也「今はおめぐと2人で持っているんですけど、一生モンのカードケースやね。ほかにも、おそろいのアイテムはたくさんあって。ネックレスとか時計、あとはタンブラーもいっぱいあるよね」

「タンブラーは“何個もいらないよ!”って言っているのに、真也がよく買ってくるから(笑)。それだけじゃなく、私が服屋さんで“この服いいな〜”って選ぶと、“じゃあ俺も買おう”とか、“このスニーカー可愛い”って言ったら“俺もそのスニーカー欲しい”とか……すぐ私のマネをするんですよ。だから、おそろいアイテムが自然と増えてしまって。昨日もあやうく、まったく同じコートを買われそうになりました(笑)」

真也「だって、ほんまにええなって思うから」

真也さんが「これを渡す人は乗馬デートに誘う」と決めていた、エルメスのカードケース 写真提供:友永真也

 終始、恵さんの全部が好きだと話す真也さんに、あえて“好きな部分をひとつだけあげるなら?”と無茶ぶりを。

真也「怒るときはバーッと怒る。喜ぶときはワッと喜ぶ。おめぐは、本当に素直。それに尽きますね」

「私、めんどくさいと思います、本当に(笑)」

真也「喜怒哀楽がはっきりしていて、思ったことをきちんと伝えてくれるのはうれしいよ。それと、結婚してお互いのことをより知っていくうえで、“マイナス面に対してはちゃんと直してあげたい”って思うようになったかも“こうしたほうがいいよ”とか“ちゃんとやりや”とか、お互いによく言っているよね?

「確かに、家族になって一緒に過ごす時間も増えて、前より気にするようになったね。ケンカも増えたけどね」

真也「でも俺、おめぐがケンカを吹っかけてきても応戦せぇへんやん」

「なんで吹っかけてくるって言うの!? そういう言い方がよくない。言い方だよ、言い方!(笑)」

真也「ごめんごめん、ごめん!(笑)。まぁでも、おめぐが最終的に折れてくれることもあるんです。そこには感謝してますね。ご飯もいつも作ってくれて、おいしいし。ただ、たま〜に当たりが強すぎるから……もうちょっとマイルドにしてもらえたらええな、とは思います(笑)」