私は断然、猫派で友人も猫好きの人しかいないんですが、最近動画を見ていると、わんこの可愛さはやっぱりやばいなと思います。

 

 

 そんなわんこな名前を持つ佐々木チワワさんですが、fumufumu newsのインタビュー記事を読んだときは、どちらかといえば猫っぽい人なんじゃないかなと思いました。

 今回は、その佐々木チワワさんの記事から。《佐々木チワワが追う歌舞伎町とホスト界の今「10万円で楽しめるときもあれば、100万円使って泣かされることも」

 10代のころから歌舞伎町・ホストクラブに遊びに行くようになった経験を伺う中で出てきた言葉。

「以前、彼に“やりたいことがありすぎて、どうすればいいのかわからない”って言ったら、“やりたいことがたくさんあるなんて、すばらしいじゃん。俺はホストしかできないから”って言われたことがあります。だからこそ彼は売れているのだろうし、その唯一性を尊敬しますね」

 今の時代はいろんなことをバランスよく上手にこなそうとする人が多い気がしますが、自分の「唯一性」ってなんだろう? と考えてみるのも大事なことのように思えました。

 チワワさんは、こんなことも語っていました。

「大人はわからないから、ひとくくりにカテゴライズしますが、本当は放課後の教室みたいに、細かい住みわけがなされているんです。同じ空間にいても、ひとりひとり、所属コミュニティも趣味趣向も違う。でも、薄くつながっている」

──実際に足を踏みいれてみないと、わからない部分ですよね。

「はい。例えば、歌舞伎町で“行き場のない子どもたちが暴徒化している”と報道すると、よけいにそれを利用しようとする大人が近づいてくる。きっとみんな、大人に対する不信感ってあるじゃないですか。私たちはZ世代とカテゴライズされているけれど、基本的に、誰もがこぞって見ているような番組や漫画ってないんです。それくらい趣味趣向が細分化されている。大人は、単純に子どもを叱るよりも、その子がどこのコミュニティにいるのか把握して、向き合うことが必要だと思います」

 これからのチワワさんの活躍に期待しています。(dd)