恥ずかしながら昨日、乗り換えを間違えて反対方向の電車に乗り、取材先に時間ギリギリで到着。さらに取材が終わった後にスマホを現場に忘れてくるなど、やらかしてしまいました。そんな編集者失格寸前の自分に贈りたい(?)、今年の干支(えと)・ウサギ四字熟語シリーズ第2弾です(第1弾の記事はこちら)。

 見慣れない「鳶目兎耳」の字面ですが、「えんもくとじ」と読みます。鳶(とび)は遠くまでよく見える目を、兎(うさぎ)は小さい音を聞き分けられる耳を持つことから転じて、真実を見きわめる力を備えたジャーナリストや情報収集能力の高い人を指す言葉だそう。メディアに携わる者の端くれとして、その志は胸に抱いていたいものです。

 それにしても今回、いくつかの四字熟語を通じてわかったのはウサギが優秀な生きものの象徴であること。よくある「あなたはウサギとカメ、どっちのタイプ?」みたいな性格診断にはドジでのろまな後者だと自認していますが、少しはウサギを見習わないと!(純)