昨日は(文)さんが「600度の法則」をコトバスで紹介してくれましたが、東京では桜の開花が始まりました!

 なんだか慌ただしくしていて、身近にあるソメイヨシノの咲き具合を全くチェックできていなかったここ数日。今週が見ごろということなので、いちばん美しい姿を見逃さないようにしたいと思います。

 ぐるなびがアンケート調査したところによると、今年花見に行こうと思っている人は半数以上で、今年花見をするのは「2年以上」ぶりの人が過半数だったそうです。ビニールシートを敷いて公園でお花見、なんてコロナ禍以降ずっとできていませんでしたもんね。やっとマスクも外せるようになった今、みんなで集まってお花見というのは、さぞ感慨深いだろうなぁと思います。

 ということで、今回は桜にまつわることわざをご紹介します。

「酒なくて何の己が桜かな」というのは、「酒がない状態で、どうしてお前は桜のような顔をしていられるんだ」と桜に向かって発している言葉らしいです。上から目線だな。

 すなわち、「花見に酒はつきもので、酒を飲まない花見はおもしろくないということ」(ことわざ辞典ONLINE.より)。花より団子と同じような意味ですね。

 確かにお花見の風景を思い出すと、もうアナタ桜なんて見てないでしょ? というくらいに泥酔している人、いましたもんね(若き日の自分も含め……)。酒は飲んでも飲まれるな! を胸に刻みつつ、束の間のお花見を楽しみましょう。(知)