WBCの余韻が残る中、プロ野球のシーズンが始まりました。世界一になった侍たちのプレーは注目度大! ということで私も今年は地元のスタジアムで佐々木朗希投手のピッチングを見たいなと思ってます(にわか感が半端ない)。
一昨日、開幕投手を務めた楽天イーグルスの田中将大投手は球界を代表する大エースですが、入団1年目に監督だったのが野村克也さん。他にも多くのスター選手を育てたノムさんは、野球だけでなく人生全般に通じる数々の名言を残したことでも知られます。今回はその中から「縁」にまつわる言葉を選んでみました。
父親を早くに亡くし、貧しい家庭に育った克也少年は母親に楽をさせたい一心でプロ野球選手を目指します。高校時代は無名の選手だったため、テスト生として南海ホークスに入団。偉大な選手、監督になっていく過程では思うような成績を残せずチームを移籍したり、一時は社会人野球の監督に転身したことも。順調なときだけでなく不遇の時期に築いた人間関係をも大切にし、道を切り開いてきたはずです。
人生に恵みをもたらす縁がいつ、どこで結ばれるのかは誰にもわからないもの。親友、先輩・後輩、師弟、同僚、そして夫婦もそう。
年度替わりの今日、うれしい門出を迎える方も多いでしょう。私にも新たな出会いがあるかもしれないので(!)、名将が遺した言葉を肝に銘じることにします。(純)