「アトランチスの謎」

 スーパーマリオと同型の横スクロールアクションゲームです。

 ステージはなんと100面もあり、ステージ間をワープで行き来して最終ステージを目指します。

 プレイヤーに与えられる情報が少なく、何をやっていいのかわからない状況も多発しますが、ステージ数が大きくなっていくことで謎に迫っている期待感が膨らむゲームでした。

 ステージをワープで飛ばし飛ばしに進めて、最終ステージらしき場面でさらわれているような人を助けることに成功すると、ステージ1に戻ります。クリアしたかどうかもわからない結末なのです。

 なお、ステージ1に戻ったあとにも、謎らしきものの存在やその解明については全くわかりません。

 謎を見過ごしたのかどうかさえ、わからないのです。

「トランスフォーマー コンボイの謎」

 80年代にブームとなった変形ロボット玩具、トランスフォーマーのアクションゲーム。

 タイトルにあるコンボイはトランスフォーマーの主人公ですが、本作の主人公は別のロボットでした。

 このゲームは後世に語り継がれる高難易度のゲームで、少年時代の僕にゲームは甘くなんだぞ、という強烈な教訓を与えてくれた作品でした。

 高難度のステージをクリアすると、ロディマスコンボイというロボットが使えるようになりますが、これもまたコンボイとは別のロボットでした。

 どこいった、コンボイ? コンボイの謎の行方が謎なのです。

「ポケットザウルス 十王剣の謎」

 ファンシー文具のポケットザウルスを題材にした、これまた横スクロールアクションゲーム。

 ファンシー文具要素は全体の10%程度で、主人公のハシモトザウルスが時を超えていろんなステージで恐竜軍団や妖怪軍団と戦います。

 画面下半分がメッセージウインドウになっていて、敵のセリフなどの文字情報が表示されるので、シチュエーションがわかりやすい仕様になっています。

 各ステージの中ボスを倒すと暗号が、大ボスを倒すとタイトルにある「十王剣」らしき剣が入手できますが、この剣、ラストステージまで進んでも5本しかありません。

 宿敵らしきラスボスを倒してハシモトザウルスは人間に戻るのですが、謎がなんなのか、あと5本の「十王剣」はどこにいったのか、今もわかりません。