“ブルースリーを愛しすぎた女”の今後の夢

──今後やってみたいことはありますか?

累ママさん「私は“これをやりたい”というのはないですね。今やっていることに関係することならなんでも挑戦してみたいと思っています。唯一挙げるなら、ふたりとも香港映画が好きなので、そういう仕事にも関われたらなと思っています

森さん「私もYouTubeの完全再現動画を頑張りながら、本業の女優としても、もっと映画に出演していきたいですね。“ブルース・リーを愛しすぎた女”の最終的な目標としては、映画をいつか一本撮りたいですね。

 こんな人と共演したいという夢で言えば、『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノ監督です。そして、リー様に関わることで言えば、いつかはリー様の映画をオマージュするような作品を、監督として撮りたいというのが目標です。自己満足で終わらず今、応援してくださっている人たちが喜んでくれるような、ワールドワイドな作品を撮りたいと思っています。

 先日映画館でYouTubeの動画が公開されたというのも、すごくうれしかったんですよね。昔の70年代のあの熱狂ぶりを、映画館にまた戻したいです! それを世の中に発信できたら、これほどやりがいのある仕事はないと思います

ポスターも完全再現! すべてお手製とは思えないクオリティに、取材チームも驚きました 写真提供/森累珠さん
本物のアクションシーンさながらのおふたり 撮影/北村史成
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 親子でもあり、唯一無二のパートナーでもあるおふたり。今後の活躍にますます目が離せません。

(取材・文/西谷忠和、編集/本間美帆)


【PROFILE】 森累珠(もり るいす) 10歳で子役としてデビューし、現在は映画やドラマなどを中心にフリーランス女優として活動。13歳のころ、ブルース・リーに憧れを抱いたことからジークンドーを習い、特技としてヌンチャクを習得。女優活動の他、若い世代にブルース・リー始祖の魅力を発信するため、ヌンチャクガールとしても活動中。

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