「火の国くまもとマスク」が大活躍! 終盤のダンスでさらにヒートアップ♪

 誕生祭にゲストはつきもの。熊本城おもてなし武将隊との演舞や、ケロポンズとのコラボステージも楽しかったが、11日はなんと、ゲストステージにくまモンの友人といわれているレスラー「火の国くまもとマスク」が登場。ここでのコントが大爆笑だった。くまモンスクエアが、熊本城おもてなし武将隊とともに出張PRをしようとしたところに、黒いマントを羽織った怪しい“ワルモンシスターズ”が現れ、ステージを乗っ取ろうとする。みんなで「マスク、マスク」と助けを呼ぶと、チャララーンと音楽とともに登場したのが、火の国くまもとマスク。

手前の“ワルモンシスターズ”と対峙する火の国くまもとマスク。はたして勝負のゆくえは!?

 マスクとワルモンシスターズの闘いの火ぶたが切って落とされる。強いはずのマスクが、ワルモンシスターズに倒され、棒でぐりぐりと痛めつけられていく。じっと耐えるマスク。そして機を狙って、棒を真っぷたつに折り、反撃を開始。最後はマスクがふたりをやっつけて反省させるのだが、ワルモンシスターズが秀逸だった。「おーっほっほっほ!」と高らかに傲慢(ごうまん)な笑い声を響かせる「悪いオンナふたり」のやりたい放題に、客席からは爆笑の連続。演技のうまさがハンパない。この対決、ぜひまたいつかやってほしい。

熊本城おもてなし武将隊との演舞はキレッキレだった

 花畑広場でのステージ最後は、「みんなでダンシンぐま」と称して、「カモン!くまモン音頭」をくまモンとくまモン隊、ゲストのお友だちが踊りながら練り歩いた。来場者一人ひとりと目を合わせながら進んでいく、くまモン。気持ちのいい屋外で、思い切り歌いながら踊っている。見ている私たちも思わず身体が動いてしまう。楽しい一体感が生まれた。

手を高らかに上げて踊りまくるくまモンの姿に、会場全体が元気づけられた

 そしてアンコールは、もちろん「くまモン体操」だ。会場の子どもたちも立ち上がって踊っている。誰もが知っているこの曲は、やはりくまモンの原点といえるだろう。天気は最後までもった。やはり稀代の晴れ男なのだ、くまモンは。