仰天! 動物のウンコをペロリ!
フジテレビ系で、『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』という番組が始まったのは、1980年のこと。
番組がスタートしたとき、かつてマンガとエッセイを読んでいた私は、「これが実際のムツゴロウさんなのか!」とテレビにクギづけになったのを覚えています。
そして、本物の畑さんが「マンガで読んでいた以上の、とんでもないキャラクター」であることを知るのに、時間はかかりませんでした。
この番組で見たのかどうか、もう記憶が曖昧(あいまい)なのですが、畑さんが、王国にいる犬だったか馬だったか、とにかくそのウンコをおもむろに手に取り、ペロリとなめたのを見たときは衝撃を受けました。
私はテレビの前で、「なっ……、なっ……、なっ……、何をしているのですか! あなたは!」となりました。
そうしたら畑さん、平然と「うん、いいウンコだ」なんて言っているではありませんか! どうやら、そうやって動物の健康状態をチェックしているのだとか。ウンコの味で病気になっていないかどうかがわかるというのです。
さすが、東京大学理学部で動物学を学んだ動物研究家です!(なのか?)
ちなみに動物のウンコはバイ菌だらけなので、よい子はマネしないように!
この他、牛のオシッコを飲む映像がオンエアされたときにも、話題になりましたね。このあたりから、私は畑さんを「私の想像を超える尋常ではない人」だと認識するようになりました。