「朝ドラには全部で5本出させてもらいましたが、『ひらり』は本当に特別な作品です。
いま再放送を見ると、当時は自分のことだけで精いっぱいだったのが、あらためてドラマ全体を俯瞰(ふかん)できて本当に面白いお話だなぁと。ギャハハと声をあげて楽しんでいます」
NHK連続テレビ小説『ひらり』でヒロイン・ひらり(石田ひかり)の姉で「恋のライバル」でもある “みのり” を演じた鍵本(かぎもと)景子さん。
久しぶりにお会いすると、30年前(放送は1992〜93年)と変わらぬスリムな体型に張りのある声で、みのりのある人生を送っている様子が感じられた。収録当時の思い出やその後のエピソードなど、たっぷりと話を聞かせてもらった。