アルバム制作でこだわっていること
──音楽はCDやサブスクで聴かれたりしますか?
「基本、アナログ盤とCDやね。サブスクは聴かない。フィジカル至上主義者です」
──中古レコード店に行かれたりするのですか?
「時間が空いたら、阪神の試合を観てるか、子どもとキャッチボールをしてるか、中古レコード屋で掘ってます(笑)。超多忙でも、夜中、アナログ盤をネットでポチっといったり。週末に東京でライブをしたら、大阪へ帰る前にちょっとディスクユニオン(中古を扱っている老舗レコード店)に寄ったりするんやけど、最近、店内に若い人が増えたね」
──最後に、中川さんが自身のアルバム制作でこだわっている部分はありますか?
「やっぱり、当然のことながら、曲順やジャケット・デザイン含めて、CDやLP(アナログ盤)で、アルバム単位で聴くことを想定してるから、この話の流れで言うと、CDやLPを買って、じっくり舐め回すように聴いてほしい(笑)。リスナーの人にはなかなか伝わらない部分やねんけど、ほんと、毎作毎作、命削って作ってるんで(笑)、1人でも多くの人に作品を愛してほしいね。マジで、新作『夜汽車を貫通するメロディヤ』は中川敬レコーディング史上最高傑作なので、みんな聴いてね〜」
【中川敬さんのプレイリスト】
・『Negative Capability』マリアンヌ・フェイスフル・『ロンドンによろしく』マリアンヌ・フェイスフル
(取材・文/池守りぜね、編集/小新井知子)
*『夜汽車を貫通するメロディヤ』特設ページ:
https://breast.co.jp/soulflower/special/nakagawa_solo5/
https://breast.co.jp/soulflower/special/nakagawa_solo5/