最近、横浜の堤防に釣りに行ってきました。小学生のころ静岡の港で育った私にとって、海釣りなんてお手の物。手際よく竿に仕掛けをつけ、餌を付けたらいざ開始! 今日はどんな魚たちに出会えるだろう……。そんな期待に胸を膨らませていましたが、結果を言うと1匹も釣れませんでした(泣)。しかもその日は天気も不安定で、さっきまで快晴かと思いきや急な土砂降りに見舞われ、服もカバンもびしょ濡れに。もう吹っ切れて、友人と一緒に『ショーシャンクの空に』ごっこをする顛末でした(気になる方は映画のジャケ写をご参照ください)。

 さて、そんな散々な結果に終わった帰り道に友人と敗因を考えていたのですが、とにもかくにも「我慢強さが足りない」という結論に落ち着きました。自分たちは、一度仕掛けを投げてダメそうと判断したら次の場所に行き、またダメなら違う場所に移動する……を繰り返していたのですが、横にいたおじいさんは同じところで辛抱強くアタリを待ち続け、自分たちが帰るころにはバケツ一杯になるまで魚を釣り上げていたのです。本日のコトバスである『臥薪嘗胆』の意味である“復讐を成功するために苦労に耐える”に倣い、『ショーシャンクの空に』ごっこをせざるを得なかった悔しさを忘れずに、また来月辺りにリベンジしようと思います

 先週のことわざしかり、半沢直樹の名言しかり、なんか最近、復讐系のコトバスケットが多い気がする私ですが、別に変なことを企てているわけではありません。強いて言えば、最近部屋に出没するコバエに強烈な殺意を覚えているくらいでしょうか🪰👊(・へ・)