日本全国あの銘菓!

エキソンパイ(福島県・郡山市)
 1960年販売開始。くるみ入りの欧風あんをパイ生地でくるんで焼き上げたもの。「エキソン」はフランス語の盾を意味するという。四角い形が盾に見えなくもない。

金萬(秋田県・秋田市)
 卵入りの白あんをカステラ状の生地で包んだ丸い小判型の菓子。金座街と呼ばれた秋田駅一帯。「金座街のまんじゅう」から「金万」となり、その後「金萬」となった。

グーテ・デ・ロワ(群馬県・高崎市)
 フランスで“お茶会”の意味をもつ「王様のおやつ」(贅沢で楽しいこと)が品名の由来。元老舗製菓・製パンメーカーが、バゲットをラスクに開発し、爆発的ヒットに。

ありあけ横濱ハーバー(神奈川県・横浜市)
 栗と栗餡を薄いソフトなカステラで包んだ船型の菓子。パッケージの船“クイーン・メリー2”のイラストは、船と港町・横浜を愛する柳原良平画伯が描いている。

じろあめ(石川県・金沢市)
 米と大麦で作られた水あめ状のあめ。1830年、初代店主が母乳の出ない母たちのために作ったといわれる。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の主人公の好物として登場し話題に。

阿闍梨餅(京都府・京都市)
「比叡山で修行する僧侶」にちなんで大正期に作られた京都銘菓。とは高僧を意味する梵語。餅粉ベースのもちもちとした皮で粒あんをくるんだ半生菓子。

ミレービスケット(高知県・高知市)
 豆類の加工販売店が昭和30年に作り始めたコイン型ビスケット。豆を揚げた油をブレンドした塩気が効いた味わい。漫画家やなせたかしのキャラ“ミレーちゃん”が目印。

チロリアン(福岡県・福岡市)
 1962年発売の、クリームを入れたロールクッキー。博多の人々が屋号『千鳥屋』を“チロリ屋”と呼んでいたことが名前の由来だという。「チロ~リアン♪」のCMは有名。

タンナファクルー(沖縄県・那覇市)
 黒糖、小麦粉、重曹で作った素朴な焼き菓子。考案者・島那覇次郎(島言葉でタンナファ・ジルー)が色黒(クルー)であったことから、この名がついたという。

(取材・文/宮下二葉)

(週刊女性2020年5月12・19日号掲載)