安室ちゃんのこと
デビューからミリオンヒットを連発し、一躍女の子のポップアイコンとなったふたり。ちょうど同じころ、女性が憧れるアーティストとしてPUFFYと同じように注目されていたのが安室奈美恵だった。
仕事で顔を合わせる機会の多かった安室をどう感じていたのか聞いてみると、まるでファンが憧れのスターの話をするかのようにキャッキャと楽しそうに笑う。
由美「安室ちゃんのこと、いっつも鬼かわいいなと思ってたよね」
亜美「歌番組で一緒になると、“今日もかわいいよね”っていつも由美ちゃんと話してたよね~」
由美「安室ちゃんより顔の小さい人にいまだかつて会ったことがないもん。本当にかわいかった」
亜美「私たちも同じ番組に出てるんだけど、こういう人こそがテレビに出る人なんだなあってひしひしと感じてました。顔の小ささ、バランスのいいスタイル」
由美「歌もダンスもうまくて」
亜美「そう!! ダンサーよりもダンスがうまいって一体どういうこと? って思ってたよね~」
オンとオフの差がないから自然体
どこまでも自然体でゆる~い雰囲気。これこそが、“かわいくて、カッコいい!!”と絶大な支持を得た理由のひとつ。それは25年たっても変わらない。
由美「今でもメイクしてもらっている途中、すごい冷静に“あれ、何で私は化粧なんてされてるんだろう”って思うことがあるんです。これって慣れることもなければ日常になることもない。いつものように仕事をして、お疲れさまって仕事が終わったらふつうにスーパーに寄って買い物をするから、よくも悪くもオンとオフの境目がないんですよね」
亜美「そうだねえ。別に自分たちでは自然体になってるつもりもないというか」
由美「いきなりサングラスかけて芸能人っぽく振る舞ったりもしないし、特別なとき以外は送り迎えしてもらうこともなくて。今でも現地集合、現地解散だからね」
亜美「そうそう(笑)。仕事をして1日が終わっての繰り返しで、精いっぱい日々を生きていたら、いつの間に25年みたいな。私たちがいきなり芸能人風にキャラを作り込んだら民生さんに笑われると思うし(笑)」
由美「ふふふふふ(笑)」