「会った瞬間に恋に落ちたこと、ある？」凪良ゆう原作BLドラマ『美しい彼』の2人の場合

グッとくる女の子のしぐさ

──平良のように一目惚（ぼ）れをしたことって、ある？

2人「あります！」

坪根「僕は普段は内面をじっくり見て好きになるタイプなんですけど。中学生のころに1度だけ。すご〜くおしとやかな方に、すごくキュンッてきて。そのとき、一目惚れしました。アプローチ？　照れてしまって、何していいかもわからず……。今思うと、すごくダサいなって思うんですけど（笑）」

高野「僕は一目惚ればっかりですね。一目惚れのとらえ方によるかもしれないけど。会った初日に可愛いと思って、しゃべってる雰囲気も素敵だなと思ったら、そこからもう好きですね。たぶん、好きな女性のタイプがなくて。“魅力的”と思ったら魅力的なので。その人のよさがあふれ出ていたら、すごく好きです」

坪根「確かに。僕も好きになった人を好きになるタイプ。タイプってどうこうで決めたりはないかも。でも、女の子が本を読んでいて耳に髪をかけるしぐさとかは、めっちゃ好き」

高野「あはははは。好きなしぐさ？　うーん。何でしょうね？　髪を結んでいるときとか？」

高野洸「僕はひと目惚ればっかりです」　撮影／吉岡竜紀

坪根悠仁「中学生のときに1度だけ。今思うと……」　撮影／吉岡竜紀

相手＆自分の美しいところは？

──『美しい彼』にちなみ、お互いに美しいと思っているところを挙げてください！

坪根「僕は声です。本当に印象に残る声だなと思っていて。イケメンボイス。マジで羨ましいです。ライブのときの歌声も、しゃべっている声も」

高野「うれしいなぁ。こうやってめっちゃ褒めてくれるんですよ。いっぱいありますよ、悠仁の美しいポイント。僕のことを先輩として尊重してくれて、弁当を食べるときに水を持ってきてくれたりとか（笑）」

坪根「それ、美しくないじゃないですか（笑）」

高野「優しい、というか。視野も広くて。何よりお顔が美しい。色気、ありますよね」

──では逆に、自分の美しいポイントを自慢しちゃってください。

高野「美しいところ……。僕、シャワーに入る前とかに鏡を見たら、意外と逆三角形な体形で。肩幅があるから。ほかを言うのはけっこう照れますけど、ここだけは確かに自信を持てるポイントかなと思っています」

坪根「何だろうな？　自分で言うのもアレですけど、優しさ」

高野「お────！」

坪根「小さいころから誰にでも優しくする、というモットーが自分の中にはあって。どんな人でも、どこかしら絶対いい部分はあるから。無意識的に、そういう面を見つけていってましたね。……なんか、恥ずかしいですね。自分でそういうこと言うの」

高野「素晴らしい！　そして、確かに照れるよね（笑）」

坪根「照れますね（笑）」

　美しくて仲よしな2人のはにかみ笑顔が尊すぎた……！