整形1周目は無計画、2周目は「派手な顔」、3周目は「童顔ハーフ系」
──大きく分けて、顔の全パーツを3周した整形の経緯を聞いていきたいと思います。
「まず1周目は何も考えていなくて、ただ整形したかっただけでした(笑)。好きな有名人の顔を“完コピ”したい、とかいう願望もなく、自分のもともとの顔のパーツを、もっと可愛くしたい一心でやっていました。お医者さんがオススメしてくれた目とか鼻にしていたんで、いま思えば本当に無計画でしたね」
──ご自身の理想とか変えたい形は伝えなかったんですか?
「さすがに全部言いなりではなくて、美容院でオーダーするのと同じで、自分が絶対に嫌な顔やパーツの形は伝えてました。完コピ願望はなかったけど、あゆの顔がやっぱり流行(はや)っていたので、鼻とかは『矢印鼻』という形をオーダーして少し寄せにいっていましたね。でも、私は顔の形が面長ぎみで、あゆとは違うタイプだから、目や鼻をあゆっぽく整形しても全然似なかったんです。自分にその分析力がなかったのは反省点ですね」
──2周目はどんな感じで進めましたか?
「当時は雑誌『小悪魔ageha』の全盛期だったので、派手な顔を目指していました。もともと奥二重だった目をガッツリ二重にしたり、顔のパーツをとにかく主張が強くなるように整形していたんで、写真を見返すと自分でも、“やりすぎだなぁ”って思います(笑)」
──3周目の写真を見ると、大きく印象が変わったように見えます。
「少し歳もとってきたので、3周目のテーマは“『童顔ハーフ系』の顔になりたい”にしました。子どもの顔ってパーツが下に寄っているので、そう見えるように、平行二重から末広二重に戻しました。それと童顔になるには面長すぎたので、両顎の骨を切る整形手術をしたのが、印象が変わって見える原因だと思います。ちなみに、顎の手術は口の中から切開して、だるま落としみたいに顎の骨を切って抜いて縮めたんですけど、麻酔をしていたのにめちゃくちゃ痛かったです」
──顔の上下の長さが短くなると、ご自身でも、かなり劇的な変化を感じられそうですね。
「別人になるレベルで顔が変わったので、満足感はめちゃくちゃありました。周りの知り合いもほぼ全員から気づかれましたし、半年前に1回だけ会ったおじさんからも、“(整形を)やったよね?”って指摘されるくらいだったので、さすがに言い訳できないですよね(笑)」