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小池徹平、『キンキーブーツ』3度目主演は「深く悩みました」それでも踏み出した理由と旧友・城田優への“思い”

SNSでの感想
小池徹平さん。柔和な笑顔から心の優しさが感じられる 撮影/矢島泰輔
目次
  • 「春馬なしでこの舞台をやることには、葛藤もあるかもしれない」
  • 城田優とは同級生だが仕事場では“プロのいち役者同士”。彼に期待することは
  • LGBTQについて何かメッセージを伝える気はない。自由なとらえ方をしてほしい

 2022年10月1日、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』が3度目の幕を開ける。'16年の初演、'19年の再演に続き主演を務めるのは、ドラマに映画、舞台、音楽活動と幅広く活動し、老若男女から注目を集める小池徹平さん。'16年版、'19年版ともに全公演ソールドアウトと大人気の本作ですが、今回の出演を引き受けた決定打は? 前回まで、ともに主演した三浦春馬さん、そして今回から三浦さんが演じた役を引き継ぐ、城田優さんへの思いは? 飾らない心境をお聞きしました。

◇   ◇   ◇

「春馬なしでこの舞台をやることには、葛藤もあるかもしれない」

『キンキーブーツ』3回目の上演を予定どおり決行したい、と聞いたとき、最初は「正直、できるだろうか」と、とても悩みました。

 春馬があれほど愛していた作品だし、過去2回の舞台は、熱狂的にお客様が迎えてくださり、スタンディングオベーションの嵐で、こんなにも圧倒的に支持していただけるまでになった舞台を、はたして彼の存在なしに、自分がまた作り上げることができるのか。そして、コロナ禍のこんな状況で、みなさんが楽しめるのか。

 深く悩んでいたので、なぜ3回目を予定どおり上演することを選んだのか、プロデューサーに訊ねました。

「春馬は『キンキーブーツ』が日本で長く続いていくことを望んでいた。ここで『キンキーブーツ』をやめていいのか?と考えたときに、皆が愛しているこの作品は、受け継がれていくべき作品のはずだという思いが強くなった」

 そんな思いを聞いて、僕もそうだとうなずきました。

「春馬やプロデューサー、待っててくださるお客さまのためにも、続けるべき作品なんだろうな」と改めて感じた、と話す 撮影/矢島泰輔

 ただ、今回に関しては、キャストを変えて新しいカンパニーで作っていく、それは違う。そんなことはできない。「主演の僕がやらないと」という責任感もわき上がりましたが、一方で、こんな思いもよぎりました。

「3回目をやることは、誰しも迷いがあるに違いない。必ず初演、再演でやってきた場面がふと、よみがえるときがある。舞台に立つには相当なエネルギー、決意が必要だ。力を振り絞って取り組まなければならない」

 葛藤の末、僕自身は出演する覚悟を決めたけれど、ほかのメンバーに対して「やろうよ」とは、ひと言も言っていないんです。これは、それぞれが自分で決めなければならないことですから。

「やるとなったら最高のものを作り上げる」という思いだけは持ち続けていましたが、どれくらいのメンバーが集まるかもわかりませんでした。どうなるのか、先が読めない気持ちだったメンバーもいたはずです。それが、蓋(ふた)を開けてみたら、過去の出演メンバーのほとんどが集まってくれました過去2回で培ったチーム力や家族のような温かさをそのまま踏襲できる、その心地よさは、かけがえのないものです。

稽古現場は和気あいあいとしていて、とても居心地がいいという 撮影/矢島泰輔
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