クラウドファンディングで目標額3220%を達成した、話題のブティックサウナ「ARCH」。Part1ではオーナーの藤永憲太郎さんにお話を伺いましたが、このPart2では“ブティックサウナ”ARCHでの極上体験をレポートします!
最高にチルいスペースで……ととのった~!!
今回体験してきたのは、施設内に2室あるうちの「3rd ARCH」。こちらは3階~4階を使った2フロアのぜいたく空間で、利用可能人数は1〜6名まで。上下階に備え付けられた異なるタイプのチルスペースや神楽坂の地で外気浴を楽しめるテラスのほか、広々としたパウダースペースやお風呂/シャワールームも完備されています。
3階にあるサウナ室は、80℃〜100℃までの室内温度調整が可能。サウナ室内はARCHのトレードマークでもあるアーチ状になっており、サウナストーンに水をかけて、セルフロウリュも楽しめます。
またサウナ室を広々と使えるのもプライベートサウナならでは。今回は1人での体験ということもあって、ぜいたくにサウナマットを敷いて、大の字で寝転がりながら、サウナを満喫。誰にも気兼ねせずにサウナを自由に楽しみたい。そんなサウナーにとって夢のような体験は、正直感動がハンパない。
そして、サウナ室でもっとも感動したのは、ドライサウナではあるものの適度な湿度があるところ。筆者の場合、たいていドライサウナに入ると、サウナ室の高温によって少しばかり肌を刺す感覚を覚えるのですが、ARCHの場合はそれがほとんどない。温度調整を自分で行えるのはサウナーにとってはもちろんありがたいポイントですが、この湿度も感じられるサウナ室作りに、オーナーの藤永さんのサウナへのこだわりをヒシヒシと感じました。
あと、忘れてはいけないのが、サウナ室でも聴いて楽しめるARCHのために選曲された音楽プレイリスト。今回は、3つあるうちの砂原良徳さんセレクトによる『Vol.01』を流してみましたが、流れる汗の代わりに音楽が体内に染み込んでくるというか、熱いサウナ室の中で聴いていても苦にならない良い意味で絶妙に聴き流せる感じに心打たれました。おそらく、これがサウナ室における音楽セレクトの完成形なのかもしれません。
そんな感じでARCHが誇る“ソウルフルなサウナ室”を楽しんだ後は、藤永さん自慢の水風呂へ。いい感じに冷えており、熱気でほてった身体が一気に“ととのい”に向かって、ギアを上げた感じがしました。ちなみにこちらでも寝そべりながら水風呂体験を楽しめます。プライベートサウナの恩恵、まさにここにアリという感じだわ……。
お次は4階フロアに移動して、噂の広々とした休憩スペースを堪能。室内にあるマットレスでゴロゴロしたり、ハンギングチェアに座ったり、まったりできるチルさは思わず仕事で来ていることを忘れるほど。「俺はなぜ、これからレポートを書かなければいけないんだろうか?」などと賢者モードに入ってしまいました(そして、同行した編集担当とカメラ担当に怒られるという……)。
そんな感じで室内は最高にチルいスペースになっていますが、個人的な推しスポットは外気浴のためのテラススペース。神楽坂の街並みを借景にサウナー御用達のインフィニティチェアに腰掛ければ、あとは語る言葉はなし。ただ、ただ、秒でトベる。もとい、ととのうのを待つだけ。ちなみにこの日は日中の体験となりましたが、夜は夜で神楽坂の街が違う表情を見せてくれそう。それもまた良きです。