チーム「Siva Ola(シバオラ)」結成でアイドル化!?
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長年、ダンサーたちがひとりずつソロパフォーマンスを見せていたが、2016年4月に「Siva Ola(シバオラ)」の名でチーム化し、ソロ演技の他に、チームでの演技も見せるようになった。本場ポリネシアの踊りを模倣するだけではなく、オリジナリティを加えて独自のショーとして進化させていったのだ。
「チームにすれば、ソロのパフォーマンスも大人数のダイナミックな演技も、両方見せられます。チームを結成後のショーとしての変化のひとつは、ダンサーの笑顔が増えたことかもしれません。昔はサモアの戦士らしくいかに強く見せるかを重視していましたが、今は高いパフォーマンスを見せつつも、お客さんと一緒に盛り上がることにも力を置いています」(ジンLEONさん)
チーム結成後、熱心なファンが増えつつあるのを実感しているそう。
「昔はフラガールの影にいたようなファイヤーナイフダンサーが、こんなに注目してもらうようになるとは思いもよらなかったし、長年ステージに立ち続けてきた者としては感慨深いです」(ジンLEONさん)
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一方で、チーム最年少で、2020年にシバオラに加入したエディ勇人さんにとっては、そんな光景が最初から日常だった。
最近ではシバオラグッズとして、ダンサー個人を応援するうちわも登場。推しのうちわを振るファンやメンバーカラーで全身をコーディネートしてくるファンもいて、まさにアイドルさながらの盛り上がりだ。
「6人がそれぞれオリジナルの個性があり、お客さんへのパフォーマンスも違うので、そこに注目してくれている気はしますね。ちなみに、グッズはうちわの他にもアクリルスタンドやお菓子など、いろいろあるんですよ」(エディ勇人さん)
ショーに来られない日はSNSでイラストを使って応援するファンもいるそう。シバオラもSNS発信には積極的で、インスタライブなども好評だ。
ダンサーが教える! もっとショーを楽しむ方法
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シバオラのショーを初めて鑑賞すると、まずはその迫力に圧倒されるだろう。前方の席ならガソリンの匂いや物理的な炎の熱さなど、リアルに熱気が伝わってくる。目の前で鍛え抜かれた上半身裸の男たちが、キレッキレの技を見せるのだ。魅了されないわけがない。
予備知識なしで見ても十分に楽しいが、「これを知っておけばさらに楽しめる」といったポイントがあるか聞いてみると、「実はひとつだけあるんです」とエディ勇人さん。
「それは、お客さん自身が楽しもうとすること。ショーの演者は僕らですが、ショーは演者とお客さんが一緒に創り上げるものだと思っています。お客さん自身に楽しもうという気持ちがないと楽しめないと思うし、お客さんが盛り上がってくれたら僕らも楽しい。ぜひ一緒に最高のショーを創り上げてもらえたらうれしいです」(エディ勇人さん)
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ジンLEONさんからはコアなファン向けのこんなアドバイスも。
「さっきエディも言ったように、やっぱりみんなキャラクターもパフォーマンスも全然違うので、推しのダンサーが休みなら、他のダンサーと推しのパフォーマンスの違いに注目するのもおもしろいかなと。それによってシバオラ全体の魅力にも気づいてもらえるのではないかと思っています」(ジンLEONさん)