まさかのアンコールにファン歓喜! くまモンが伝えてくれた“熱い思い”とは

 2日目のラスト、くまモンはステージが終わっても「帰りたくない」とダダをこねた。それでも手を振って舞台袖に引っ込んだのだが、しばらくすると、くまモン東京隊のおねえさんが登場。「みなさん、もう少しいいですか」と、くまモンのたっての願いでアンコールステージがあることが告げられた。

完璧なモデル立ちも披露したくまモン。体幹も鍛えているのかしら?

 そのサプライズフィナーレで披露されたのが、くまモンからファンへの手紙。いや~、これは反則(笑)。くまモンの心の内がストレートに綴られていて、あちこちで鼻をすする音が聞こえてくるほど。「号泣した」の声がしきりだった。

 これが本当に最後だと踊ったくまモンのメドレー4曲。最終曲はもちろん、「くまもとサプライズ くまモン体操」だ。ステージから下り、目の前のミニステージに駆け上がるくまモン。このメインとサブのステージをつなぐ6段の階段を、2日間で何度上ったり下りたりしたことだろう。そしてまた階段を下りて、今度は会場を走り回る。

みつばちモンになって会場を走り回るくまモン。まだまだ元気いっぱい!

  最後もステージの端から端へと動き、一人ひとりを見つめながら手を振っていたくまモン。その気持ちが痛いほど伝わってきて、くまモンがついに去って行ったあとも、ファンはしばらくその場から動けずにいた。

「今年もハッピーとサプライズな時間を一緒に過ごしていきましょう!」 

 くまモン東京隊のおねえさんからのそんな呼びかけに、「くまモンと過ごせる時間」がいかに貴重か、誰もが心に刻んだのではないだろうか。

くまモンが描いた自画像たちとともに。くまモン、最高の1日をありがとう!

(取材・文/亀山早苗)