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『ゼルダの伝説』新作の値段で考える、テレビゲームは「高い」? それとも「安い」?

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『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』画像は任天堂公式サイト(store-jp.nintendo.com/list/software/70010000063713.html)より
目次
  • 数百円から1万円超えまで、本当に値段はいろいろ
  • 「高い」か「安い」かは、感覚か実情か

 2023年5月12日に発売されるNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(任天堂株式会社)の定価が“高い”と話題になっています。

 本作は、アクションアドベンチャーゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(2017年)の続編となるタイトル。前作は非常に高く評価された作品で、ゲーム内容も注目を集めているわけですが、今回は価格も気になるという人が出てきています。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の定価は、税込で7920円。果たしてこれは「高い」のでしょうか、「安い」のでしょうか?

数百円から1万円超えまで、本当に値段はいろいろ

1992年に発売されたスーパーファミコンソフト、『ファイナルファンタジーⅤ』(スクウェア)

 そもそもテレビゲームのソフトの値段は、ゲーム機・時期・地域・発売するメーカーなどによってばらばらです。今回は、日本における家庭用ゲーム機を中心にいくつか例を見ていきましょう。

 スーパーファミコンの時代は、実はソフトの値段がかなり高い時期でした。定価で1万円を超えているものもありましたし、コーエー(現・コーエーテクモゲームス)のソフトはさらにひと回り高い価格設定になっていました。

 もちろんスーパーファミコンの時代もショップの値引きや投げ売りなどはあったものの、それでも当時の子どもたちは1本のソフトを買ってもらうのも大変でした(筆者もそのひとりでした)。

 少し時代は進みPlay Station(ソニー株式会社)が登場しますが、ソフトはかなり安めになりました。定価が5800円の作品も多かったですし、時間がたつと廉価版のゲームソフトも登場しました。1500円でゲームが買えてしまう「SIMPLEシリーズ」(※)も大きな衝撃でしたね。

※SIMPLEシリーズ:ディースリー・パブリッシャーから発売されたゲームシリーズ。最初から廉価版として新規開発されたゲームシリーズで、主なゲームは『THE 麻雀』『THE 将棋』など。

 そこからさらに時代が進むと、ゲームの値段はまた変化していきます。特に大きかったのはダウンロード版の登場です。インターネット環境が普及するとダウンロードタイトルを売ることができるようになり、数百円から数千円まで、かなり自由な値付けが可能になりました。

 ネットゲームは月額課金や基本プレイ無料(アイテム課金)というシステムを生み出し、新たな料金体系の一部となりました。あるいはもっと時代が進むと、テレビゲームのサブスクリプションサービスも登場しており、月1000円ちょっとで大量のゲームが遊び放題なんて時代になっています。テレビゲームの値段も本当にいろいろになってきたわけですね。

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