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ゲーム・ネット

懐かしの「Bダッシュ」はもう、若者には通じない!?

SNSでの感想
『あつまれ どうぶつの森』(任天堂株式会社)より
目次
  • 『スーパーマリオブラザーズ』から「Bダッシュ」が誕生
  • テレビゲームが進化、「Bダッシュ」ではなくなる
  • 今でも消えたわけではないBダッシュ

 先日、10代後半の方と話をしていてこんなことがありました。

「そうですそうです、それはいわゆる“Bダッシュ”ですね」

「Bダッシュ? おもしろい言い方するんですね」

 少し驚きましたが、確かに若い方にとって「Bダッシュ」という言葉は珍しいかもしれません。なぜならこの言葉、最近はあまり使わないテレビゲーム由来の言葉ですから

『スーパーマリオブラザーズ』から「Bダッシュ」が誕生

『スーパーマリオブラザーズ』 画像は『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』より

「Bダッシュ」という言葉は、ファミリーコンピュータの『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂株式会社)が流行したゆえに広まったと考えられています

 このゲームではマリオを操作してさまざまなステージをクリアしていくわけですが、基本テクニックとして重要なのが「Bボタンを押しながら移動するとマリオがダッシュする」というもの。幅の広い穴を飛び越えられるようになりますし、制限時間もあるので急ぐ必要があったのです。

『スーパーマリオブラザーズ』が大人気になった影響もあり、アクションゲームではこの操作方法を採用するケースも増え、ある種のスタンダードになりました。ひとつの言葉になっていることからわかるように、かなり重要な要素だったわけですね。

 2005年にはトンガリキッズというアーティストが『B-DASH』という曲を発表。『スーパーマリオブラザーズ』のサウンドをサンプリングしたユニークな曲で、「ちょっと早すぎるかもよ B-DASH!!」という歌詞を覚えている人も多いかもしれません。当時、懐かしい曲としてヒットしました。

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