人間とともに社会で生きる猫たちの姿を、一歩一歩あゆむように伝える新連載「猫の道フミフミ」。第2回は台湾の台北郊外にある猫スポットをレポートします。
◇ ◇ ◇
台湾といえば猫。猫と言えば猫だらけの村「猴硐(ホウトン)」です。日本でも有名な村なので行かれた方も多いと思います。私も2016年に続いて今回2回目ですが、猫たちはあいかわらずフレンドリーでした。まさに最強の猫スポットです。
前回撮影した猫との再会も果たし、また、どうやら血縁関係がありそうな猫とも初のご対面もあったりと、楽しい時間を過ごしました。複数の猫を飼っている方ならご存じですが、猫はとても縄張り意識が強い動物。なので、連日通ってもほぼ同じ場所にいて、それが猫村散策を楽しいものにしてくれるんです。
以前よりもぐいぐい人に寄ってくる猫が多い気がします。おやつを観光客からもらえると学習しているようです。あちこちで人と触れ合う姿がありました。もちろん猫も気質がそれぞれ違いますから、人を見ると距離をとるタイプや、まったく気にしないタイプもいます。そんなそれぞれの猫たちの反応も微笑(ほほえ)ましいものです。