1208
「1日1フム」生活。- フムフムニュース -
fumufumu news サイト休止のお知らせ

猫や動物の写真を撮り続け、これまで約50冊の書籍や写真集、カレンダーなどを手がけたグラフィックデザイナーの南幅俊輔さんが、人間と共生する国内外の猫たちの姿を一歩一歩あゆむように伝えるコラム。人懐こい子もツンデレな子も……さまざまな猫ちゃんの姿に癒されてください。

 

かわいい

コロナ禍で変わりゆく台湾の「猫の楽園」。ホウトンの猫たちは本当に最高!

SNSでの感想
撮影/南幅俊輔
目次
  • 自主的に看板猫を務める子たちも
  • 猫スポット巡りには「松山」駅がオススメ

 人間とともに社会で生きる猫たちの姿を、一歩一歩あゆむように伝える新連載「猫の道フミフミ」。第2回は台湾の台北郊外にある猫スポットをレポートします。

◇   ◇   ◇

 台湾といえば猫。猫と言えば猫だらけの村「猴硐(ホウトン)」です。日本でも有名な村なので行かれた方も多いと思います。私も2016年に続いて今回2回目ですが、猫たちはあいかわらずフレンドリーでした。まさに最強の猫スポットです。

 前回撮影した猫との再会も果たし、また、どうやら血縁関係がありそうな猫とも初のご対面もあったりと、楽しい時間を過ごしました。複数の猫を飼っている方ならご存じですが、猫はとても縄張り意識が強い動物。なので、連日通ってもほぼ同じ場所にいて、それが猫村散策を楽しいものにしてくれるんです。

駅の待合室でお迎えしてくれるキジトラ猫 撮影/南幅俊輔
この線路をまたぐ、ユニークな通路を抜けて猫村に行く 撮影/南幅俊輔
通路では白黒猫がお待ちかね 撮影/南幅俊輔
この線路を挟んだ山側が猫村ですが、駅の反対側も猫がっぱいいます 撮影/南幅俊輔
この猫雑貨屋さん近くの猫に7年ぶりに再会 撮影/南幅俊輔

 以前よりもぐいぐい人に寄ってくる猫が多い気がします。おやつを観光客からもらえると学習しているようです。あちこちで人と触れ合う姿がありました。もちろん猫も気質がそれぞれ違いますから、人を見ると距離をとるタイプや、まったく気にしないタイプもいます。そんなそれぞれの猫たちの反応も微笑(ほほえ)ましいものです。

読み込み中
LINE Twitter facebook hatena pocket copy