旧市街にも観光地慣れした猫たちが
スルタンアフメット歴史地区は旧市街と呼ばれる地域です。ボスポラス海峡を挟んだ反対側は新市街のエリア。もちろんこのエリアにも猫はいます。多くの観光客が集まるメインストリート「イスティクラル通り」はさすがに騒々しいので裏路地に行かなければ猫には会えません。でも、ガラタ塔付近のレストランには人通りが激しい店頭で爆睡する猫がいました。イスタンブールは一大観光地。人だけでなく猫もすっかり観光地慣れしているようです。
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イスタンブール市内は猫がたくさんいます。猫が宝石店の店内に入っても追い払ったりせず、お客さんも気にしていない様子には驚きました。たくさんの猫たちが暮らしていて、猫と人が共存している印象を受けました。世界遺産がある街で、猫を探しながら散策するのも楽しいですね。
《執筆者プロフィール》
南幅俊輔(みなみはば・しゅんすけ) 盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に『ソトネコJAPAN』(洋泉社)、『ワル猫カレンダー』『ワル猫だもの』(マガジン・マガジン)、『踊るハシビロコウ』(ライブ・パブリッシング)、『ハシビロコウカレンダー』『ハシビロコウのふたば』(辰巳出版)など。企画・デザインでは、『美しすぎるネコ科図鑑』(小学館)、『ねこ検定』(ライブ・パブリッシング)『ハシビロコウのすべて』『ゴリラのすべて』(廣済堂出版)などがある。