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【朝ドラ『らんまん』ここが気になる#15】エリート男子たちの悩みには共感できないけれど、成海璃子演じるえいには泣かされる

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『らんまん』主人公・万太郎の研究仲間を演じる前原滉(左)と今野浩喜(右)
目次
  • 恵まれた万太郎と大窪の悩みには「泣けない」?
  • 最近、ハマり役が多い成海璃子に期待したい!

 『らんまん』第15週、万太郎(神木隆之介)は植物図鑑(『日本植物志図譜』)を完成させた。寿恵子(浜辺美波)が石板印刷機を買うと決め、長屋に置いて印刷したのだ。資金源は峰屋。綾(佐久間由衣)が持たせてくれた1000円をそっくり使った。明治時代の1円がいくらに相当するかを調べると、尺度によっては2万円にあたるという。2000万円をポンと出す。寿恵子はなかなかな度胸の持ち主だ。

 見せ場の多い週だった。植物学教室の講師・大窪(今野浩喜)が波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)とともに万太郎を十徳長屋に訪ね、自分語りをするところもそのひとつ。万太郎の反応が珍しく「植物が好き、以上終わり」だけでなく、大人としての万太郎像を打ち出していこうとしているのだと思ったりもする。

 大窪の訪問の目的は、教授の田邊(要潤)が独占しようとしていた万太郎の標本を見ることだった。新種だと考えているという万太郎の言葉に、大窪は頭を畳にこすりつけるようにして「俺を研究に参加させてくれ」と頼む。「みんなでやればいい」と気楽に反応する万太郎に、同行した波多野と藤丸がここは考えどころだと指摘する。新種だった場合は大学の功績になる、共同研究の申し出は田邊の差金ではないか、と。大窪はそれを否定し、こう言った。「今、初めて俺は、植物学を学びたいと思った」。

『らんまん』で大窪昭三郎を演じる今野浩喜 撮影/佐藤靖彦

 ここは自分の家だから、ここでの話は誰にも言わない。何でも言ってくれたら、その後で決める。そう万太郎が言う。このあたりから、これまでの万太郎とちょっと違う。その言葉に誘われて、大窪が語り始めた。

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