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雑学・教養

赤塚不二夫の神対応に学ぶ、「やってしまった!」とき気力を復活させる“魔法の言葉”

SNSでの感想
東京・青海にある赤塚不二夫会館の外観
目次
  • 赤塚不二夫の原稿が締め切り前に紛失!?
  • さすがは赤塚不二夫!

「ああ、やってしまった……」

 こんな経験はありませんか?

 例えば、徹夜で仕上げた企画書を保存しようと思ったのに、間違って全部消してしまった!

 ここまではいかなくても、「気合いを入れて書いた、長文メールの文章が消えてしまった」とか、そういうことってありますよね。

 あとは、保存のクリック1つで完了だったのに……。頭のなかは真っ白。そんなときに、なんとか立ち直らせてくれる「魔法の言葉」を紹介します。

赤塚不二夫の原稿が締め切り前に紛失!?

 私は本の執筆を生業としています。原稿はパソコンで作成していて、過去に何度も、「書き上げた原稿のデータを消してしまう」という失敗をしています。

 原因はいろいろです。完全に自分のミスだったり、原稿の作成中に突然、パソコンがクラッシュして、文章が全部飛んでしまうなど、不可抗力だったり。

 最近は、原稿を打っている途中でこまめに保存するクセがついていますが、つい先日もやらかしてしまいました。

 せっかく書き上げて、保存済みだった原稿に、別の原稿をコピペして上書き保存してしまったのです。8ページぶんの原稿が消え失せてしまい、「ウソでしょ」「やってしまった……」という言葉が、頭のなかを駆けめぐりました。

 こういったアクシデントが起こると、私はいつも「赤塚不二夫さんが編集者に言ったある言葉」を思い出して、書き直す気力を取り戻すようにしています。

 赤塚不二夫さんと言えば、『天才バカボン』『おそ松くん』などで知られる大人気漫画家です。お亡くなりになった今でも、キャラクターがCMに使われたり、深夜にリメイク版のアニメが作られたりしていることはご存知のとおり。

 その赤塚先生が人気絶頂だったころのこと。

 なんと、徹夜で仕上げた原稿を、担当編集者がタクシーのなかに置き忘れるという事件が起こったのです。

 真っ青になって赤塚先生のもとに戻ってきた編集者。無くした原稿を探していては、締め切りに間に合いません。ひたすらに謝って、「もう1度、同じ原稿を描いてください」とお願いします。

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