【タイプ別腸活法】ホントにやるべきなのはコレ!

 下の項目のうち、いちばん多くチェックがついたタイプがあなたの腸のタイプです。下のワンポイントアドバイスを参考にしてみて。

〈下がり腸タイプ〉
□ おへその下がポッコリしている
□ つい脚を組んでしまう
□ 食べるとおへその上あたりが出る
□ 立っているとついお腹が出ている姿勢になっている
□ 体幹の筋肉が少ないと感じる

〈冷え腸タイプ〉
□ 呼吸が浅いと感じる
□ 背中を丸めると違和感や痛みがある
□ お腹をさわると、手よりお腹が冷たいことが多い
□ 腰やお尻の上が冷たいことが多い
□ 冷たいものが好き

〈むくみ腸タイプ〉
□ 手脚は比較的細いのに、お腹が出ている
□ デスクワークや座った姿勢が多い
□ 猫背である
□ 日ごろから身体をねじることが少ない
□ 塩辛いものが好き

●下がり腸タイプ:下半身が太りやすい体質

 骨盤の中に腸が落ち込んで折り重なっている下がり腸タイプ。水分や食物繊維の摂取量が少なく、食品添加物をとりすぎていると、ポッコリお腹になる。水溶性食物繊維やミネラル豊富な食材を意識的にとろう。

●冷え腸タイプ:疲れやすく虚弱体質

 冷たいものやカフェイン、アルコールの摂取量が多いと、腸そのものが冷えてしまう。食事は温かいものからとる習慣を。食物繊維は水溶性と不溶性をバランスよく。

●むくみ腸タイプ:全身がむくみやすい体質

 塩分や白糖類をとりすぎたり、水分摂取のバランスが悪いと腸内環境も乱れてしまう。水溶性食物繊維やカリウムを多くとること。お腹をねじる動きも効果的。

(取材・文/野沢恭恵)

腸活ナースの小野咲さん

《PROFILE》
小野 咲 ◎腸活ケア専門美腸ナース、元便秘外来看護師。腸活ナース。国立成育医療研究センターで看護師として勤務後、小林メディカルクリニック東京の便秘外来にて腸について集中的に学ぶ。2013年に日本美腸協会を設立。著書に『下がらないカラダ』(サンマーク出版)、『腸が変われば、人生変わる 美腸の教科書』(主婦の友社)など