【1】1週間の献立表を作り、無計画な買い物をしない

 安い食材をゲットしても、使い切れなくては無駄になる。それを避けるため、必ず献立表を作るようにしている。

「買い物に行く前に1週間分の献立表を作ります。まず冷蔵庫の中をチェック。先週買って残っている材料を全部書き出してみて、それで作れる料理を前半に持ってきます。また、曜日ごとにメインのおかずを決めておけば、献立を作るのがグンとラクに」

 家族の次の1週間の予定をあらかじめリサーチしておくと、献立を決めやすい。

「例えば週末に予定が立て込んでいるなら、調理工程が大変なものを持ってこないようにします。自分の体力と相談しながら献立を考えることも大事」

夕食は曜日ごとにメインの食材を決める。1週間の献立ルーティン(写真の左ページ)があれば買い物も迷わない 撮影/山田智絵

【2】スーパーに行って安い食材探しをしない

 1週間の献立表をもとに1週間分の買い物リストを作成。

どんな料理を作るかを考えてから、買いたい食材を書き出します。もちろん家族からのリクエストの料理の食材も入れますが、予算内に収められるように、買いすぎに気をつけています」

 買い物リストは付箋に書き写し、スマホに貼って持っていくと便利。リストを見ながら買えば買い忘れたり、余分な買い物も防げる。

献立を元に購入したい食材を書き出して一覧に(写真右下)。使い切ったら横線で消すようにしている 撮影/山田智絵

【3】週に何度も買い物に出かけない

食材は週末に1回、スーパーに行ってまとめ買い。立ち寄る機会が増えればおいしそうなものが目に入って、必要ないものを買ってしまうリスクも高まるので(笑)」

 くぅちゃんは自転車で行ける範囲の安いスーパーを利用。時短を意識して基本は1つのお店で買い物がすむようにしている。1回に購入する分量は、家族4人が1週間で食べ切れる量が目安。肉類は1kgパックを買い、帰宅後すぐに用途別に小分け冷凍して、使いやすくしている。

【4】買い物に家族を連れていかない

 買い物に行くときは、基本的に1人で行く。そのほうが買い物時間も短くできる。

子どもを連れていくと、買う予定のない物を購入することが多くなります。もちろん親と一緒に買い物に行けば、子ども自身、学べることもあると思います。けれど、私はそこではないところで、買い物の仕方などを教えていけたら」

 家族と一緒に行かなくても、献立を作成するときに、家族の食べたいものを聞いておけば問題はない。