【8】使い勝手のいい食材は冷蔵庫に切らさない

 ウインナーやハムなどは簡単に調理して出せ、朝食や夕食、どのタイミングでも使いやすい。くぅちゃん宅では使い切れずに残ることはあまりないため、多めに買って常備するのに向いている。

 また、忙しかったり体力的に厳しいときは、業務スーパーで購入している焼きそば1kg麺の出番。

「うちでは通常の3玉入りの焼きそば麺では足りないので、大容量の1kg入りの麺を使用。ホットプレートで肉と野菜を一緒に炒めて、家族でワイワイ食べられるのがいいですね」

きれいに整頓されて取り出しやすい冷蔵室。何が残っているかひと目でわかり、献立や買い物リストも作りやすい 撮影/山田智絵

【9】クレジットカードでポイ活「現金を使わない!」

「食材の買い物は、年会費無料の楽天カードですべて払っています。現金で買い物をしてもポイントはつきませんが、クレジットカードを使えばポイントに還元されます。たまったポイントは買い物に利用できるので、その分、現金をためることができます」

 ポイントカードは2〜3枚に絞ることで、ポイントが貯まりやすくなる。

「Tポイントもためていて、ドラッグストアの『お客様感謝デー』のときに利用。ポイント数の1.5倍分の買い物ができるので。楽天カードのポイントはポイントを運用して増やしたり、楽天ペイで使ったりすれば、さらにポイントがつくのでお得感あり」

【10】お米はスーパーで買わない

 ふるさと納税は、自分が応援したい自治体を選んで寄付をする。返礼品として、その地域の特産品などをもらえる魅力が。

「ふるさと納税を利用したときに、これまで返礼品として果物や肉、明太子などの嗜好品を選んでいました。でもいちばん、わが家向きなのはお米だと気がついて」

 お米を選ぶ理由は、必需品ではあるが、店舗で買うとなると、食費に大きく影響する品物だから。ふるさと納税でお米を入手できれば、その分のお金で、好きなものを買うことができる。

※インタビュー後編:『節約界の新カリスマ・くぅちゃん流、心に余裕が生まれる“時短”調理術で「自分が豊かだと感じる暮らしを実現」』

(取材・文/松澤ゆかり)