『サザエさん』は永遠に同じ世界に

 それでは、答えとツッコミです。

問1:サザエさんがまだ独身で、福岡にいたころの大親友の名前は何だったでしょう?

正解:【1】イカコさん

 おしゃれで行動的なイカコさん。サザエさんからは「イカちゃん」なんて呼ばれていました。

問2:デパートの食堂でお見合いをしたサザエさんとマスオさん。さて、2人がその場で結婚を決めた理由は?

正解:まわりからジロジロ見られて恥ずかしかったから

 福岡の井筒屋デパートの食堂でお見合いをしたふたり。まわりの視線に耐えられず、「きまりが悪い、早いとこ決めちゃいま~す」「ボクもで~す」と、あっさりと結婚を決めました。

問3:マスオさんとの婚約時代。東京に出てきたサザエさんがいっとき働いたのはどんな仕事だったでしょう?

正解:【2】出版社の記者

 ハロー社という出版社で、取材をしたり、作家の原稿を取りに行ったりしていました。このとき、なんと作家の菊池寛を接待する場面もありました

問4:マスオさんは二浪して早稲田大学に入りました。さて、大学時代に入っていたクラブ活動は何部だったでしょう?

正解:野球部

 もちろん補欠でした(笑)。ちなみに、いっときネットで浪平さんは京都大学、フネさんは日本女子大学卒などの情報が流れましたが、それらはすべてデマです。

問5:マスオさんの意外な特技は?

正解:【1】バク転

 フライパンでホットケーキを焼きながらバク転(正確にはバク宙)をして、みんなを驚かせるシーンがあります。もう1つの特技は、まんじゅうの中身当て。

問6:お彼岸に殿様の前でおはぎを38個もたいらげたというエピソードを持つ、磯野家のご先祖様の名前は何でしょう?

正解:磯野藻屑源素太皆(いそのもくずみなもとのすたみな)

 このご先祖様、浪平の夢まくらに立って、「供え物が年々、貧弱になっとるぞ」なんて訴えたりします。怖!

問7:その名前を「金太郎」という登場人物は誰でしょう?

正解:【3】花沢さんのお父さん

 花沢さんのお父さんの名前は、花沢金太郎といいます。ちなみに穴子さんの下の名前と、裏のおじいちゃんの名前は設定されていないため不明。

問8:テレビアニメの『サザエさん』、第1話のタイトルは「75点の天才!」。では、第2話のタイトルは何でしょう?

正解:【1】「押売りよこんにちは!!」

「お父さんはノイローゼ」は第3話、「ちょっと一言多かった!!」は第4話のタイトルです。スタート時の『サザエさん』は、ほぼドタバタギャグアニメでした。

問9:サザエさん一家は、たまに旅行に出かけます。次のうち、まだ行ったことがないのはどこでしょう?

正解:【2】ニューヨーク

 ハワイには「ドーンと一家でハワイ旅行」(1998年放送)、ロサンゼルスには「カツオ、夢のメジャーリーグ」(2019年放送)という回で、それぞれ訪れています。

問10:長谷川町子さん自身による、サザエさん一家の10年後を描いた一コマ漫画に登場している、タラちゃんの妹の名前は何でしょう?

正解:【1】ヒトデちゃん

 漫画読本創刊号(1954年 文藝春秋社)に掲載された一コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」のなかに、おかっぱ頭の小さな女の子が登場していて、ちょびヒゲを生やしたマスオさんから「これヒトデ あぶないよ」なんて声をかけられています

 さあ、何問正解できましたか? 

 余談ですが、アニメ『サザエさん』の世界では、ずっとダイヤル式の電話が使われたり、マスオさんの会社のデスクにパソコンがなかったりしていますが、このように、長寿アニメにおいて「(春夏秋冬など)時間の経過の概念はあるが、キャラクターが年を取らない設定」のことを「サザエさん時空」と呼ぶのだそうです。

 たとえ現実世界がどう変わろうと、「サザエさん」の世界は永遠なのですね。

(文/西沢泰生)