「土用の丑の日にはウナギを食べて精をつけ夏バテ解消」なんて、冬が旬で夏は売れないウナギをどうにか庶民に買わせようと、江戸時代の学者・平賀源内が考えた策略だ、という雑学が思いのほか世間に広がりすぎた昨今。国民は「もうダマされないぞ」とウナギを食べなくなっているのではないか、と心配する一方、ウナギ屋さんの看板に描かれた、「う」の字が可愛いウナギの絵が「大丈夫だよ、敷居も値段も高くないよ、どうぞ僕を食べて」って巧みに誘導しているように見えて、逆に「絶対ウナギなんか食べるもんか」という気持ちの狭間で揺れ動いているつぶやきシローです。
結果、スーパーで安いウナギのかば焼きを買って食べています。買ったときについてくるウナギの蒲焼きのたれは、かけなくても十分にたれがしみ込んでいるので、ワサビをのせるだけでいただきます。なのでウナギのたれが冷蔵庫に溜まっています。納豆のからしと領土争いをしています。長くなりそうです。こんなにとっておいても使わないのに捨てられないんだよね、ハンガーも。
生き物系で怖い話と言えば、やっぱりセミと“G”
いや～暑いね～、みなさん、お身体は大丈夫ですか？「夏なんだから暑いのは当たり前、いちいち暑い暑い言うな！ 言うからよけいに暑くなるんだ！」って熱くなってるおじさんがいるけど、その人の怒りの熱が、その場をさらに暑くしてるんじゃないかなと思っちゃうよね。
っていうか僕は「暑い暑い！」って言っていいと思う派。むしろどんどん言ってった方がいいと思う。暑さのせいにしちゃえばいいんだよ。「こんな暑くちゃ何もできねーな」「暑いからしょうがないよね～」とか、やる気が出ないのを全部暑さのせいにしていいよ。じゃないと、やられちゃうよ。せっかく「暑さ」という悪役がいてくれるんだから、フル活用して逃げ道を作ろうよ。フリー素材のいい言いわけだよね。
じゃあ、こんなに暑いんだから、怖い話でゾッとして涼しくなろうかね。ってハードル上げたところで、そんなすごい怪談話なんかできやしないから、僕なりの怖い話をすると、ベタだけど、道で仰向けになってたセミが、死んでるのかな～と思って近づいたら突然、暴れだしたときね。怖いよ。ひっくり返してあげたいけど、また暴れると思うと触れないもんね。
生き物系で怖いヤツと言えば、代表的なのは“G”だよね。色と動きが怖いんだろうな、飛ぶしね。ひとり暮らしの夜中に出てきて格闘の末に見失ったときは、もう寝られないもんね。寝ている間に口の中に入ってきたらって想像しちゃうからね。嫌な想像させちゃって、ごめんね。じゃあ、Gはジラーフとうことで。いやいや部屋にキリンいた方がよっぽど怖いでしょ（笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑）。
