0419
「1日1フム」生活。- フムフムニュース -
fumufumu news サイト休止のお知らせ
生き方

Twitterフォロワー約17万人の人間食べ食べカエルさん、ホラー映画をレビューしまくる背景と奇跡的な名前の由来

SNSでの感想
※写真はイメージです
目次
  • 高校生で「ホラー映画の紹介文を書きたい」という思いが芽ばえる
  • 「人間食べ食べカエル」名前の由来は「奇跡的な偶然」から

 Twitterでほぼ毎日、ホラー・パニック系の映画についてのレビューをつぶやき、現在は映画ライターとしてもご活躍されている「人間食べ食べカエル」さん。インタビュー第1弾では、ホラーオタクの萌芽が見られた小中学生時代について、思い出深い作品とともに振り返っていただいた。

◆インタビュー第1弾:視聴数は年間400本以上! 人間食べ食べカエルさんが「ホラー映画」にハマった理由を幼少期からひも解いてみた

 第2弾では、中高生時代から現在にかけてインタビュー。高校生のとき、「見るだけでなく紹介したくなった」というが、そのきっかけとは──?

高校生で「ホラー映画の紹介文を書きたい」という思いが芽ばえる

──前回のお話で、「もともと苦手だったものの、中学生のときに『ザ・グリード』のインパクトに圧倒されたのがきっかけでホラー作品を漁っていった」とお伺いしました。

「そうですね。間違いなく今の自分の根底はそのころに培われたのかな、と思います。ネット環境がなかったので、“とにかく本で知見をためて、レンタルDVDで幅を広げる”ということを、ひたすら繰り返していましたね

──中学生のころは何本くらいのホラー・パニック系作品を見ていたんですか?

ホラー系だけではないですが、2日に1本くらいのペースで映画を見ていました。学校に行って、テニス部で練習をして、帰ってきてご飯を食べて、よし、1本見るか。という生活でしたね」

──え、ちょっと脱線しちゃうんですけど、テニス部だったのが意外すぎます。てっきりゴリッゴリの室内系かと(笑)。

「趣味がインドアに偏っていたので、部活はアウトドアにしたほうが格好がつくかなって(笑)。それで学生のときは運動系の部活をしていたんですよ。謎のバランスというか、周りを気にしていました」

──すごい大人な思考ですね(笑)。すみません、話を戻しますね。2日に1本ってだいぶハイペースだと思うんですけど、当時ホラー映画を観るときはご両親も一緒だったんですか?

「そうです。両親は積極的に見たがりはしなかったですけど、“見るな”とは言わなかったですね。よっぽどの濡れ場がある作品は咎(とが)められましたが、血が多く出る作品でも許してくれていました

──環境がよかったんですね。

「あんまりよくは思ってなかったと思うんですけどね(笑)。“なんか見てるな〜”くらいの感じで、遠目から見守ってくれていました。ありがたいですね」

──中学校の教室ではクラスメイトと映画の話をしたり?

「いえ、基本的には1人で見て、1人で満足していましたね。

 アクション映画が好きだった小学生のころは“会話のなかでさりげなく映画の話題をチラつかせて食いつくのを待つ”ということをしていたんですよ(笑)。で、少しでも食いつこうもんなら“今度、一緒に見ようよ”って誘って、なんとか鑑賞にもっていくっていうズルい手を使っていましたね(笑)

──(笑)。「自分の好きな作品を一緒に見たい」という気持ちもあったんですね。これは今の活動にも通ずる部分がある気がします。

「そうですね。小さいころから“共有したい”とは思っていました。でも中学生になってホラー系映画にハマり始めてからは、“たぶん、みんな興味ないだろう”と。それで話すこともなくなりました」

──確かに。なかなか共有しにくい趣味というか……。でも、そこで「一緒に見ようよ!」って言うのではなく、遠慮できるのも大人びています。高校生になっても1人で見て、1人で満足する、という生活だったんでしょうか。

高校生になってからもホラーを中心に2日に1回くらいのペースで映画を見ていました。高校になってからの変化でいうと“ホラー映画について書かれたブログを読むようになったこと”ですね。

 特に、今は映画ライターをなさっている加藤よしきさんの文章は、すごく面白かった。“自分もいつか映画について書いてみたいな”と思えるくらい影響を受けたと思います

──当時、ご自身で映画のレビューを発信することは?

「していました。当時はmixiで、周りにばれないようにひっそりと感想を書くようになりましたね。なので、ただ見るだけではなく“紹介する”という活動は高校生のときに始めたことになります

──今の人間食べ食べカエルさんは、Twitterでの投稿はもちろん、映画メディアなどではライターとしてもご活躍なさっていますが、その原点は高校のときに誕生したんですね。

「そうですね。今の活動をするうえで重要な時期だったと思います」

──その後は大学生になるわけですが、ホラー映画好きは変わらずだったんですか?

「大学に入ってからはバイトや、アウトドア系のサークル活動で忙しかったので、ちょっとペースは落ちたんですけど、合間に時間を見つけてホラー映画を見ていました。

 ぶっちゃけサークル選びは“ちょっとミスったな”と思ったんですけどね。思ったより活動が本格的で、忙しくなっちゃったっていう(笑)」

──(笑)。でも大学ではいろんな個性が集まるというか……コミュニティが広がるじゃないですか。だから映画の話もできたりしそうですけどね。

「そうですね。大学になってから、映画サークルに入っている友だちとは好きな映画の話ができるようになりましたね。いま考えたら、自分も映画サークルに入ればよかったな……(笑)。なんで入らなかったんだろう……

──そこまで映画好きなのに、不思議ですよね(笑)。

「このころも、なぜか頑なに、“インドアの趣味とアウトドアの部活”でバランスを取っていたんですよ。でも、確実に映画サークルに所属している友だちのほうが話は合っていました(笑)」

読み込み中
LINE Twitter facebook hatena pocket copy
この記事の感想をおしえてフム!
にこり 7
うるうる 0
ほっこり 2
びっくり! 1
なるほど! 8
きゅん! 0
この記事の感想をおしえてフム!
にこり 7
うるうる 0
ほっこり 2
びっくり! 1
なるほど! 8
きゅん! 0