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人生100年時代。今や日本人のおよそ半分は50歳以上です。「NEOFIFTY」では、これから50代を迎える人にとって、その先にある老後が「終活の始まり」ではなく「新しい人生がもう一度始まる」と思えるように、素敵な生き方をしている人たちの言葉を紹介していきます。

ドラマ・映画・舞台

藤木直人、“新しい朗読劇”で27年目の挑戦「演技には点数がつかないから、これまでやってこられたのかも」

SNSでの感想
藤木直人 撮影/廣瀬靖士
目次
  • 岩代さんとの約束が実現して嬉しい
  • 自分の声には劣等感しかなくて

 2022年で俳優デビュー27年目を迎えた藤木直人さん。20代には、『ナースのお仕事』シリーズや『ラブ・レボリューション』などの人気ドラマに出演し大ブレイク。’99年にCDデビューし音楽活動もスタートさせると、アイドル的人気を博した。それから現在まで常に第一線で活躍し続け、その魅力は歳を重ねるごとにますます増している。

 そんな藤木さんが12月15日から、2年ぶりの舞台となる奏劇vol.2『Trio~君の音が聴こえる』に出演している。作曲家・岩代太郎氏が企画した新感覚の朗読劇として注目の本作について意気込みなどを伺った。さらに50歳を迎えた心境、人生の分岐点、いま大切にしていることなど、プライベートについても語ってもらった。

岩代さんとの約束が実現して嬉しい

──奏劇vol.2『Trio~君の音が聴こえる』について、まず、どんな印象を持ちましたか?

「奏劇と聞いても、新しい言葉なので最初はまったくイメージできませんでしたけど。説明を伺って、音楽と演劇が融合している岩代(太郎)さんらしい、面白そうな企画だなと思いました」

──岩代太郎さんとは、どんな関係性でしょうか?

「僕がデビューしてすぐのころにドラマでご一緒して、飲みに誘っていただいたのが最初です。それから、たまにお食事に誘っていただいています。“いつか一緒に何かやれたらいいね”と言ってくださっていたので、ついにこうやって形になるのは嬉しいですね」

──脚本を読んだ感想は?

「まず、外国人の役なんだなって(笑)。扱っているテーマが社会問題で難しい部分もありますが、観てくださった方が自分自身に置き換えるというか、何か考えるきっかけになってくれたらいいなと思いました。主人公たち3人の、お互いの心の中にあるものがぶつかり合っていくところが、見どころになるのかなという印象ですね」

藤木直人 撮影/廣瀬靖士
奏劇 vol.2 『Trio~君の音が聴こえる』

『キネマの神様』『レッド・クリフ』など数々の映画音楽を手がけてきた作曲家・岩代太郎が、演劇と音楽による新たな舞台芸術を目指し、2018年に初上演した「奏劇」シリーズ。言葉では伝えきれないことを、ミュージカルやオペラのように歌で表すのではなく、あくまで物語をベースに、演じるように奏で、奏でるように演じる新しいカタチの朗読劇の第二作。バンドネオン、チェロ、そしてピアノのトリオで奏でられる音色と俳優が紡ぐ言葉がひとつになる物語。

【STORY】
サム(三宅健)は幼いころから周囲とはどこか違っており、自分の気持ちを言葉で表すよりもピアノを弾いて音楽で語りかける少年。人の悲しみ、喜びや痛みも「音」で感じ取り、ピアノを通して音で表現する。同じ施設で育ったトム(藤木直人)、キム(大鶴佐助)とは3兄弟のように慈しみ合う関係だった。

大人に成長したサムは、心理カウンセラーになったトムの手伝いをしている。トムのカウンセリングとサムが奏でるピアノの音色で人々は心を開き、癒されていくのであった。

そんなある日、自殺者が急増しているというニュースが飛び込んでくる。その中には、サムとトムがカウンセリングを行った患者の名前もあった。心を痛める2人の前に、数年ぶりにキムが現れる。幼少期を懐かしむ3人だったが、キムが戻ってきた本当の目的は……。

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