成年皇族になられた愛子さま
両陛下の子育てが間違っていなかったことは、2021年12月に成年皇族となって国民の前に姿を見せた愛子さまの品格と穏やかな表情がすべてを物語っているかのようだった。
2022年3月には成年皇族として初の単独会見に臨まれた。会見中、両陛下は別室に控えて、愛子さまの言葉を聞きながら見守られていたのが印象的だったと関係者は語る。
雅子さまにとって子育ても終わり、「適応障害」も回復の途中ではあるが、体調が安定する時間は長くなってきているといわれる。突然に襲ってくる不安などに対しても切り替えの仕方や工夫をし、体調管理をなさっているそうだ。ただご体調によっては、お気持ちの準備に時間がかかることもあるというものだった。
最近の雅子さまは宮内庁の侍医とお会いになることはあっても精神科の主治医に診てもらうことはなくなったといわれる。大きな行事や公務のときだけ侍医と主治医が連絡を取り合うなどして、スケジュールの調整をすることもあるそうだ。