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若い世代や海外からも注目されている昭和ポップス。本連載では、'80年代をメインに活動したアイドルの『Spotify』における再生回数と当時のCD売り上げをランキング化! データから過去・現在のヒット曲を見つめ、さらに、今後伸びそうな“未来のヒット曲”へとつながるような考察を、歌い手本人や関係者への取材を交えながら展開します♪

音楽

早見優、自身の意外な人気曲を知り「ある意味、衝撃的」香港での“脚ポン映画撮影”や中原めいことの秘話も語る

SNSでの感想
早見優さん。デビュー当時と変わらないキラキラとした瞳で取材に応じてくれた 撮影/伊藤和幸
目次
  • 野口五郎、アラン・タムとのデュエット曲が人気! 香港での撮影秘話も語る
  • 中原めいこの前でアカペラ披露!? 『AND I LOVE YOU』は海外でも好評
  • 「BEAT LOVER」「CLASH」の上位ランクインは、早見自身も「衝撃的」
What's「未来へつなぐ昭和ポップス」?

 今、若い世代からも、また海外からも熱い注目を浴びている昭和ポップス。昨今では、音楽を聴く手段としてサブスクリプションサービス(以下「サブスク」)がメインで使われているが、必ずしも当時ヒットした楽曲だけが大量に再生されているわけではなく、配信を通して新たなヒットが生まれていることも少なくない。

 そこで、本企画では1980年代をメインに活動した歌手・アイドルの『Spotify』(2022年12月末時点で4億3300人超の月間アクティブユーザーを抱える、世界最大手の音楽ストリーミングサービス)における楽曲ごとの再生回数をランキング化。当時のCD売り上げランキングと比べながら過去・現在のヒット曲を見つめ、さらに、今後伸びそうな“未来のヒット曲”へとつながるような考察を、本人または昭和ポップス関係者への取材を交えながら進めていく。

 今回も、早見優のSpotifyでの人気曲を本人とともに振り返っていく。前回は、TOP4のうち「夏色のナンシー」「緑色のラグーン」「誘惑光線・クラッ!」の3作が筒美京平作曲ということに触れ、特にシングルB面曲だった「緑色のラグーン」が、代表曲「夏色のナンシー」の約半数も聴かれていることが興味深かった。

野口五郎、アラン・タムとのデュエット曲が人気! 香港での撮影秘話も語る

 今回は、第5位、第6位のデュエット曲から語ってもらった。第5位の「愛が生まれた日」は、2017年2月に発表された野口五郎のアルバム『風輪』の収録曲。これは野口がさまざまな女性歌手と昭和から平成初期の名曲をカバーするという企画アルバムで、早見とは「愛が生まれた日」をデュエットしている。本作が30万回近く再生されているのは、藤谷美和子・大内義昭歌唱によるオリジナル曲が未配信ということで、“代わりとなるいいお手本”として選ばれていることも大きい。

五郎さんはロングトーンの部分のビブラートがとても特徴的なので、その部分を”僕に合わせて“って言われて歌いました。選曲は五郎さんから指定されて、“えっ、私がこういう路線も歌えるのかな?”って心配だったんですが、意外とスムーズに歌えたので、その後も映画の挿入歌としてテレサ・テンさんの『時の流れに身をまかせ』を歌わせていただきました。(『Affection~YU HAYAMI 40th Anniversary Collecton~』にも収録。)メロディーがきれいな歌謡曲調の楽曲もいいですよね

 そして第6位には、'50年生まれで俳優・歌手として大スターとなっている香港生まれのアラン・タムさんとのデュエット曲で、'87年、早見優と共演した映画『恋のカウントダウン』の主題歌でもある「偏愛」映画は日本未公開だが香港では大ヒットしたそうで、その主題歌は広東語と英語による壮大なバラードとなっている。早見いわく、「中国に住んでいる熱狂的なファンの方がいつも聴いてくれているから上位なのかな?」とのことだが(笑)、それだけで20万回再生は難しいだろうし、純粋に人気があるのだろう。

「えっ、『偏愛』が20万回再生ですか!? すごーい!!」とランキング表を見ながら無邪気に喜ぶ早見さん 撮影/伊藤和幸

「この映画は大学入学の直後に撮影して……その3週間は、超過密スケジュールでほぼ寝ていません(苦笑)。でも、とてもいい歌ですよ。これは撮影もかなり特殊だったんです。私は広東語のセリフがわからないので、アランさんが話し終えるタイミングがつかめなくて。だから、そのタイミングに合わせてアシスタント・ディレクターの方に私の脚をポンと叩いてもらい、それを合図に英語のセリフを言うという感じで、面白かったですね(笑)。

 しかも、できあがった映画を観てビックリ! 私の英語がまったく使われておらず、私の声にそっくりな人が広東語でアフレコをしているんですよ。観ていて、“あれっ? 私ってこんなに広東語がうまかったっけ?”って錯覚するほどでした(笑)

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