印象評論家が教える、一瞬で印象を変える方法
しかし、そうは言っても、顔を見せる自信が持てない中で、すぐに勇気を振りしぼって行動に起こすのは難しいものです。
そこで、美有姫さんが提案するのが、『パワーポーズ』といわれるエクササイズ。サッカーでゴールを決めた後に誰もがやる、拳を振り上げる「ヤッター」のポーズです。
「このポーズは、ラッキーなことが起きたときや楽しいときに、自然とできます。ですから、絶好調の自分をイメージして、鏡に向かって“調子いいぞ!”“カッコいいぞ!”“イカしてるぞ!”“かわいいぞ”と声をかけながら、やってみる。
“今日は楽しいんだ”と、一瞬でいいので自分を思い込ませる行動が大事です。そうすれば、自信のある顔つきになり、印象も変わってきます。
感染予防というデリケートな部分はあるにしても、人とのコミュニケーションにおいては、「マスクを外したほうが、心を開いて向き合っている姿勢が相手に伝わり、安心感を与えることができる」と話す美有姫さん。
安心感を与えることができる人には、人が集まってきます。よい印象を与えられ、ビジネスや出会いのチャンスも増えていきます。
話し下手や自分の顔に対するコンプレックスを感じてマスクが外せないという人は、マスクを外す機会を、運気を変えるチャンスにするのも、ありかもしれません。
(取材・文/西谷忠和、編集/本間美帆)
【PROFILE】
美有姫/重田みゆき(みゆき/しげた・みゆき)インプレッションマスター(Rマーク)。東京都出身。国際線客室乗務員、都内老舗ホテルVIPラウンジマネージャー社長室室長を経て、人の印象を変えるインプレッショントレーニング(Rマーク)を開発、国内外で大人気に。アメリカ合衆国 ニューヨーク州ベスト・オブ・マンハッタンを7年連続受賞し、2017年「マンハッタン・ビジネス殿堂入り」を果たす。亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科教授。『ホンマでっか!?TV』印象評論家。著書『顔グセの法則』(ダイヤモンド社)『人は0.5秒で選ばれる!』(ダイヤモンド社)はアジア各国で翻訳出版中。TikTokerとしても国内外で話題沸騰中。
・MYK(重田みゆき教授ゼミ亜細亜大学)公式ホームページ:https://www.myk.today/