木村了さんに教えてもらってハマった「スプラトゥーン」
──では、恒例の「イケメンたちの意外なイチメン」のコーナーに移りたいと思います。ドラマ『弁護士ソドム』で共演された光石研さんには、14歳のころにスケボーを始めて、最近は電動自転車を買ったというエピソードをお話しいただきました。福士さんの「実はこれが好き」といったものがあれば、ぜひ教えてください。
僕は勉強もたくさんしますが、 ゲームもするんです。今「スプラトゥーン」(4対4のチームバトルを基本とし、水鉄砲で地面を塗る「ナワバリバトル」を楽しむゲーム)にハマっていて、強くなるために日々試行錯誤しています。
──ゲームでも負けず嫌いが出るんですね!
負けず嫌いなのかもしれません。なので、それも再現性と自分の感覚を照らし合わせて「論理的には~」と考えます(笑)。いろいろな武器がありますが、僕は相手をどんどん倒したいから特攻したいんです。専門用語で「キル速」(敵プレイヤーをキル=倒すまでにかかる時間のこと) と言うのですが、そのためには射程距離は短いけど、懐に潜り込んだらすぐ倒せる武器を探して。「強くなるためには」ということを毎日考えています(笑)。
──ハマったきっかけや出会いはどんなことだったのですか?
昨年舞台『神州無頼街』で共演した木村了さんが「最近『スプラトゥーン』を始めてハマっているんだ」と言っていて、大阪公演のときに初めてやらせてもらったんです。そのときは難しくて全然できなくて……。東京に帰って、すぐに買いました(笑)。
──できないことや難しいことに挑戦したい、制覇したいという気持ちがあるんですね。
そうなんです。なんか「悔しい」と思うと自分の中で火がついちゃうというか。
──でも、その気持ちって大切なことですよね。それまでは他に何かゲームはされていたのですか?
いえ、ほとんどやっていないです。小学生のころは多少やっていましたが、中学生になって以降全然やっていなかったので、久々にハマったゲームなんです。
あとはポケモンのゲームも好きですよ。それも勉強のために英語でポケモンをプレイしようと思ってほぼ全シリーズやり直しました。キャラクターの中でも「ガーディ」が好きで、この子(と言って、テーブルの上にいるフムッフィーを見て)と同じくらいかわいいんです。
(取材・文/根津香菜子、編集/福アニー、撮影/junko、ヘアメイク/佐鳥麻子(VITAMINS)、スタイリスト/オクトシヒロ)
●Profile
福士蒼汰(ふくし・そうた)
1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年から放送された特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で主演を務め、注目を集める。そのほかの主な出演作に、映画『旅猫リポート』『曇天に笑う』『BLEACH』、ドラマ『アバランチ』『大奥」『弁護士ソドム』、劇団☆新感線の舞台『神州無頼街』など数多くの作品に出演。待機作に、W主演映画『湖の女たち』がある。
●作品情報
Huluオリジナル『THE HEAD』Season2(全6話)
監督:ホルヘ・ドラド
制作総指揮:ラン・テレム
脚本:マリアーノ・バセルガ、ホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ
出演:ジョン・リンチ、モー・ダンフォード、福士蒼汰、キャサリン・オドネリー、ジョゼフィン・ネルデン、ティリエ・ゴダール、ホヴィク・ケウチケリアン、オリヴィア・モリス、エンリケ・アルセ
配信開始日:2023年6月17日(土)より独占配信開始